こちらは、その最新話だが、電子書籍となったものとはスタイルが違う。電子書籍版は、普通のコミックのように右上から読んでいくおなじみのフォーマットだが、PC USER版は上から1コマずつ読んでいく、ケータイコミックみたいな形式。だから、電子書籍化するにあたっては大幅に加筆している。 山田胡瓜さんは、かつてITmediaの記者をしていて、いっしょにAR関連の取材をしたりもした、元同僚。ガジェットやテクノロジーが秘めたストーリーを見抜く目は本物だ。 で、どんなストーリーかというと、ぼくらの周りの、話題になったりならなかったりするITガジェット、テクノロジーにまつわる小品。 そのうち、古い携帯電話、テレプレゼンス、AIアバター、クックパッドなどのエピソードは、ぼくと、ぼくの妻にまつわる出来事を思い出させるものだった。 □□□ 古い携帯電話。2年前に他界した妻が使っているiPhone 4は回線も含めて