私の実家には馬の祟りが代々続いています。 それも本家の跡取りに必ず・・・。 その祟りはすでに私の弟で4代目。 そしてその祟りは体に必ず現れます。 こうして文字にすることも本当は良くないのかもしれません。 でも、この祟りを止める術を私は知りません。 そして、そういう本当の力を持った人と出会う術も持ち合わせていません。 実はこの祟り、末代まで祟られるはずでした。 それを7代までに減らしてもらったという経緯もあります。 それも本当かどうか・・・。 末代まで祟るのを許したふりをして、末代まで祟るのもしんどいから、今いる弟の代でいっそのこと自分も含めて滅んでしまおうと考えたのではないか。 騙されたのは、交渉に負けたのは、生きている我々の方だったのでは?と今では思っています。 なぜなら・・・ 私の実家はこのまま行くと弟の代で終わってしまうから。 弟は離婚し、実子は娘だけ。本家を継ぐ人間は今の所、私の弟