働いていると、「この人たち、言ってることがまるで違う」という場面に遭遇することがある。 例えば、僕の分かりやすい実体験で言えば、議事録について2つの全く別の取り方を勧められたことがある。ひとつは、「早く書けるから、会議中にフォーマットにそのまま書くパターン」。もうひとつは、「手書きで、議論の内容をメモし、後から議事録に落としこむパターン」。これらは単なる方法論で、すごく低次元の話。それを読んだ人が分かりさえすれば、別にどっちだっていい。ここで言いたいのは、「議事録の取り方」というどうでもいいトピックさえ両極端な2つの意見があって、仕事の取り組み方について「言ってることがまるで違う」ということは、ままあることだということ。 いちばん最初の職場での常識は強く残る ここでちょっと視点を広げてみる。 以前、「最初に働く環境で蔓延している常識は強く印象に残って、その後にも影響を与えることがある」みた