アメリカ合衆国ユタ州ビーバー郡ワーワー山脈産のレッドベリル(結晶の大きさは1.7cm)。 レッドベリル (red beryl) とは、赤色を呈する稀産の緑柱石(ベリル)である。別名、ビクスバイト (bixbite) 。エメラルドと同じ緑柱石であることから、「赤いエメラルド」と呼ばれることもある。 産出地[編集] 産出が非常に稀であり、アメリカ合衆国での産出地は次の通りである。 ワーワー山脈 - ユタ州ビーバー郡 パラマウント・キャニオン - ニューメキシコ州シエラ郡 ラウンド山 - ニューメキシコ州シエラ郡 トーマス・レンジ - ユタ州ジャブ郡 性質・特徴[編集] 組成式はBe3(AlMn)2Si6O18。赤橙色・赤紫色 - 赤色を呈する。呈色はマンガンに由来する。 用途・加工法[編集] 1カラットを越える大きさの石がほとんど取れず、採算が合わないため、この石が取れていたアメリカの鉱山は全