もうシナリオは自分では書かないと思っていた ――『ヘブバン』がリリースされてから100日を迎えようとしていますが、いまの率直な感想をお聞かせください。 麻枝最近の自分の作品は、世に送り出すたびに「筆を折れ」、「引退しろ」など、いろいろな不評を買ってきました。古くからのファンからも『Summer Pockets』のように、原案だけするべきという声があったため、本作においても自分はお荷物にしかならないと思っていました。ただ、実際にサービスが始まるとシナリオが読みたいという声がたくさん聞こえてきて、正直いまでも驚いています。 ――苦しい気持ちもあった中で、どのように企画は立ち上がったのでしょうか? 麻枝2016年ぐらいに馬場社長(馬場隆博氏。株式会社ビジュアルアーツ代表取締役)から「『艦これ』や『刀剣乱舞』のような、キャラクターがたくさん登場して戦う作品を作ってほしい」と頼まれました。当時、PC
![『ヘブバン』麻枝 准氏インタビュー。今後5年の構想もラストシーンも、その先も頭の中に。完成させるまで死ねないプレッシャーと戦い続けるクリエイターの真意 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5f8a9052b2116837af57369925518cad0011843/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.famitsu.com%2Fimages%2F000%2F263%2F023%2Fz_62b2c6a370143.jpg)