23日午後2時50分頃、東京都足立区日ノ出町の河川敷で、足立学園(同区)の理化部の中高生が実験中、突然火が上がり、高校1年の男子生徒4人が顔や腕にやけどを負った。4人は病院に搬送されたが、1人は重傷という。 警視庁千住署で原因を調べている。 同署や同校によると、実験には中学生1人と高校生10人が参加。酸化銅などを燃焼させて銅を取り出す実験中にライターで火をつけたところ、約2メートルの火が上がったという。 同校によると、顧問は、生徒からの相談がなかったため立ち会っていなかった。同校の寺内幹雄校長は、「再発防止に全力をあげたい」と話している。