【岡崎明子】アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド薬で湿疹を抑えた後も薬を塗り続けた方が、重症化を防ぐ効果が高いことが、浜松医科大と国立成育医療研究センターの研究でわかった。これまで、湿疹が出るたびに薬を塗る方法が一般的だった。適切に治療すれば、半年〜数年以内で薬を使わずにすむようになる人も少なくないという。 ステロイド薬を予防的に使う方法は「プロアクティブ療法」と呼ばれ、欧米では広く提唱されている。日本アレルギー学会は昨年11月に治療指針に盛り込んだが、日本では科学的根拠を示す報告はなかった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら