先日、大学入試センター試験が行われ、理科分野においては「物理」の受験者が「化学」「生物」に次いで多い160,795人だったこと、平均点は60点オーバーと化学に次いで二番目に高かったことが発表された。これってちょっと驚きじゃないだろうか。 と言うのも、物理って、まれに100点をとる人がいる一方で、平均点40点なんてのもザラだったから。 昔からセンター試験では、平均点が60点前後だったようだし、学校・先生によって違いはあるだろうが、物理ほど点差が開く科目も他にないと思っていた。また、物理で100点をとるタイプの人は、何も勉強しないでとれる一方で、古典や英語、歴史は0点なんてケースもあった。 そして、大人になっても「結局、高校物理って何だったんだろう」と思うことがある。 そんな疑問を、『大人のための高校物理復習帳』(講談社ブルーバックス)、『ぶつりの1、2、3』(ソフトバンククリエイティブ)等、