警察庁によると、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の噴火で27日午後7時半現在で、山頂付近で7人が火山灰に埋まり、うち1人は救助されたが、意識がないという。一方で、けが人は別に9人おり、5人は骨が折れている。警察庁は「下山してきた登山者や山小屋の従業員からの聞き取りで、警察官が全ての現場に到着していないため重複の可能性もある」と説明している。 また、頂上の山荘にいた約100人と御嶽神社の山小屋にいた46人が下山を始め、これまでに下山が確認できた登山者は約230人にのぼるという。 下山せずに山に残留する予定なのは、剣が峰山荘でけが人4人を含む6人、頂上山荘でけが人1人、二の池本館で1人、五の池小屋で登山客31人を含む36人の合計44人だという。