首都大学東京で、コンピューターのネットワークにつながる情報記録装置が外部から不正にアクセスされ、およそ10万通の迷惑メールを送信するために悪用されていたことが分かりました。 首都大学東京によりますと、先月27日、コンピューターのネットワークを監視するシステムが学内から外部に大量のメールが送信されているのを検知したということです。 大学側が調査した結果、八王子市の南大沢キャンパスの教室で、教員が利用している情報記録装置が外部から不正にアクセスされ、およそ1時間半の間に10万6000通余りの迷惑メールが送信されていたことが分かったということです。 メールの内容は確認できていませんが、送信元は大学とは無関係のアドレスに設定されていたということです。 また、記録装置には学生や教員およそ650人分の個人情報も保存されていましたが、外部から見られた形跡は今のところないということです。 大学側によります