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ブックマーク / kaikai00.hatenablog.com (77)

  • 保守派の寝言 - 今日行く審議会

    【正論】東京大学名誉教授・小堀桂一郎 「教育再生」は国語力養成から 教育を瀕死(ひんし)の状態に陥れた加害犯人は、遠く遡(さかのぼ)れば日教組の革命準備路線であること衆目の一致する所であるが、近い所では「ゆとり教育」の仕掛人達がその罪の責任を負ふものである。既にこれらの思想の陰湿な犯罪性は完全に見抜かれてゐるのだから、学校教育の現場から一日も早くこの思想を根絶することが、教育再生のための必須の条件である。 ≪努力こそ人生の質高める≫ そのための思想的武器として今改めて推奨したいのが福澤諭吉の『学問のすゝめ』といふ古典的教育論である。これは教員養成課程での必読の教科書として採用を要請したい。その心は、児童の知育・徳育の達成度を測るに際しては誰憚(はばか)ることなく競争原理を取入れよ、といふにある。努力する者のみが自分の人生の質を高めることができるのだ、との道理を子供の脳裡に叩き込むこと。それ

    保守派の寝言 - 今日行く審議会
    zyugem
    zyugem 2006/10/31
  • 箸の持ち方が合否に影響するそうだ - 今日行く審議会

    箸の持ち方:来春入試の検査項目に 長崎・佐世保の女子高 長崎県佐世保市の久田学園佐世保女子高校(久田順子校長)は、来春の入試で「箸(はし)の持ち方」を検査項目に取り入れることを決めた。生活習慣や、べることに対する最低限のマナーが身についているかを見ることが狙い。合否判定に一定程度反映させる。内閣府育推進室は「そういう出題例は聞いたことがない」と話している。 そのうち、受験のために箸の持ち方など、しつけを売りにした塾や予備校なども出現しそう。家庭でもそういう面だけは厳しくしつけられるようになるかも。箸の持ち方なんてことを入試に取り入れるのはおかしい。

    箸の持ち方が合否に影響するそうだ - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/26
  • 今日行く審議会@はてな - 美しい人づくりの例

    素手素足のトイレ掃除、高校で普及…感染症心配する声も 一部の企業や団体が実践している「素手素足によるトイレ掃除」を、総合学習などの授業に取り入れる学校が増えている。素手と素足になり、スポンジや布を使って便器や床を磨く掃除法で、「心まで磨くことができる」と好評だ。一方で、感染症を心配する声もあり、専門家は掃除後の消毒の徹底を呼びかけている。 この掃除は自動車用品販売チェーン「イエローハット」(社・東京)創業者、鍵山秀三郎さんが提唱。感銘を受けた有志が1993年、「日を美しくする会」を設立し、現在は全都道府県に地方組織「掃除に学ぶ会」が発足している。 感染症に詳しい久留米大医学部の濱田信之助教授(ウイルス学)は「手足の傷や口から菌が入り込み、嘔吐(おうと)下痢症などに感染する危険性がある。良い活動だとは思うが、素手素足を強制すべきではないし、掃除後には念入りな消毒が必要」と指摘している。

    今日行く審議会@はてな - 美しい人づくりの例
    zyugem
    zyugem 2006/10/25
    「掃除」と精神論を繋げるのが好きな人って,結構いるよね。
  • 教員を抵抗勢力に仕立て上げる人たち - 今日行く審議会

    中川・自民政調会長:「日教組の一部、免許はく奪だ」 自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビューで、教員免許の更新制度に関連して「日教組の一部活動家は(教育法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、教員の組合活動を強く批判した。 首相の改革支援「教育再生機構」 官邸側の思惑とズレも 「抵抗勢力になるのは文部科学省や教職員組合などでその兆候は見られている。官邸主導の教育改革で官邸を孤立させてはならない」 タウンミーティング冒頭、八木氏は日の丸を掲げる壇上で安倍首相支持をアピールした。 以前、ABEDAYに思うで次のように指摘したことがある。 安倍氏が政権についてまず起こることは、教員に対する批判だろう。こんなダメな教員がいる。こんな偏向した教員がいるなどという批判が強まるだろう。そして、安倍氏や

    教員を抵抗勢力に仕立て上げる人たち - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/23
  • それは自明ではない - 今日行く審議会

    教育に関する話題では、自明でないものが自明であるかのように語られることが多い。「皆さんもご存じの通り」とか「皆さんもお感じのように」というようなことを言ってから話し始める。それは、単に自分は知っていること、自分は感じていることをそう言うことで、聞いている人に同意を強いているだけ。 マスコミも同じことをやっている。教育に関する記事では、よく、きちんと調べたことでもないのに、自明ではないことを自明なこととして扱っている。そういう報道が繰り返されることで、さらに自明でないことが自明であるという錯覚を引き起こさせ、信じ込ませてしまう。 おそらく、今、子どもたちの学力は低下していないと言ったら、何を言っているの?と言われるだろう。学力低下が問題だから対策を講じているじゃないかと。でも、よく考えてほしい。その学力って一体何か。また、低下というのは一体いつと比較し、どの程度の低下なのか。学力も低下も曖昧

    それは自明ではない - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/16
  • 教育基本法に関する議論を行う人たちの真の姿とは - 今日行く審議会

    ISBN:4873808499:detail このの第2章 中教審はどう審議したかの中で市川氏は、「新しい時代にふさわしい教育法と教育振興基計画の在り方について」という答申を出すまでの審議の過程について書いている。 それを読めば、中教審の議論が教育法について理解不足のまま、また、中身の無い議論が行われたかを知ることができる。 例えば、 今回の中教審では「根に遡った審議」といわれながら、そうした論議はほとんどなされなかった。教基法は果たして不可欠な法律か。その必要性は認められるとしても、教育の目的や方針を法律で規定してよいものか。国家は教育にどこまで介入することが許されるか。中心となる目的が「人格の完成」でよいのか、など、これらは現行法制定当時から関係者によって根的な問題として意識されてきたものである。根に遡って見直すという以上、これらの問題の検討は避けて通れなかったはずで

    教育基本法に関する議論を行う人たちの真の姿とは - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/12
  • 伊吹文科相へのインタビュー記事 - 今日行く審議会

    教育再生 安倍改革】伊吹文科相に聞く 伊吹文科相は「教育法への考えは」と問われて、 現行法は米国、欧州に持って行っても立派な法律だ。だが、日には日文化、伝統、社会の規範がある。これをマスターしていればヒルズ族は事件を起こさなかった。 と述べている。こういう認識はどこからくるのだろうか。ぜひみなさんにお伺いしたい。ヒルズ族が事件を起こした要因は何でしょうか。もし、教育法に要因があるのだとしたら、現行の教育法が生きている今、これ以上の規制緩和をするべきではないということになるが。 また、「首相直属で新設する「教育再生会議」は中央教育審議会との軋轢(あつれき)も予想される」と問われ、 衝突しないように臨む。経済財政諮問会議が提言した大きな枠組みに従って、財務省や経済産業省が行政を行う。こういうやり方でやろうと安倍首相に話した。大きな枠組みを示してもらい、それを中央教育審議会で

    伊吹文科相へのインタビュー記事 - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/06
  • 教育再生井戸端会議に期待はできるか - 今日行く審議会

    教育会議座長、野依氏に打診=委員に門川・京都市教育長ら 安倍晋三首相は3日、教育改革を官邸主導で進めるため内閣に設置する「教育再生会議」について、ノーベル化学賞を受賞した野依良治・理化学研究所理事長に座長就任を打診した。ただ、野依氏は難色を示している。 また、委員に門川大作・京都市教育委員会教育長が固まったほか、葛西敬之・JR東海会長、池田守男・資生堂相談役らも起用する方向で調整している。委員は各界の有識者10人程度で、首相や塩崎恭久官房長官、伊吹文明文部科学相も参加する。 この記事に挙げられている方以外にどなたが委員になっても、これは教育井戸端会議にしかならない。経済財政諮問会議とは似ても似つかないものになるようだ。 経済財政諮問会議には、経済に関して少なくとも「素人」の委員はいなかった。どの委員も経済に直接または間接的に関わっている方々であって、専門的な話題にもきちんと自分の考えを述べ

    教育再生井戸端会議に期待はできるか - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/10/04
  • 学習指導要領の記述云々という問題 - 今日行く審議会

    よく、安倍氏や山谷氏などは、学習指導要領から外れた教育が行われている。大問題だ。なんて言う。 公立、私立を問わず、特に進学校などでは、学習指導要領などで決められている必修教科や単位数をきちんと守っている学校がどれほどあるだろうか。例えば、世界史は必修科目だ。だけど、世界史の授業はほとんど受けてないという学生がいる。明らかに学習指導要領から外れた教育が行われている。 でも、そういうものは安倍氏も山谷氏も問題にしない。学習指導要領の記述を当に厳密に守らせようとするなら、受験のためという理由であっても、学習指導要領の記述通りにカリキュラムは組まれなければならないはず。しかし、そういうのはほとんど問題にされない。なぜか。そういうところには関心がないし、そういうところを批判しても何の利益にもならないからだ。 教育は学習指導要領や法律に書いてあるからやる、書いてないからやらなくて良いというような基準

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    zyugem 2006/09/28
  • 教育基本法第十条をどう考えるのか - 今日行く審議会

    ■【主張】君が代訴訟 公教育が成り立たぬ判決 ぜひ、産経新聞に教育法第十条についてどう考えるのか聞いてみたい。十分ではないが、今回の判決は教育法第十条に抵触するという判断を示した。そこに言及しないで、公教育が成り立たないなどと軽々に言えるものではない。 やはり、教育法第十条は、不十分な部分を補い、強化する方向に持っていくべきだと改めて思う。

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    zyugem 2006/09/22
  • こんなことよく言えるものだ - 今日行く審議会

    <国旗国歌>小泉首相が違憲判決に疑問 小泉首相は21日、入学式や卒業式で日の丸に向かっての起立や君が代斉唱を強制したことを違憲とした判決について「法律以前の問題じゃないでしょうかね。人間として、国旗や国歌に敬意を表すというのは」と述べ、疑問を投げかけた。思想・良心の自由については「裁判でよく判断していただきたい」と述べるにとどめた。 あの、法学者の皆さん。この首相の発言をそのまま放置されますか?左翼を批判するためにも放置されますか。この発言は、法律などどうでも良いと言っているのと等しいものだと思うのですが。 国旗国歌の問題は、もう既に教員を統制する「手段」として用いられているのであり、教育委員会が、教員に対して人間として、国旗国歌は・・・なんて言っているのとは違う。統制する手段として使われているものだから、裁判で判断をしてもらうという手段をとっている。人間性云々という問題でこれが止まってい

    こんなことよく言えるものだ - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/09/22
  • いかに管理しいかに言うことを聞かせるか - 今日行く審議会

    ISBN:4569641350:detail 安倍氏の著書と一緒に読んでいたもの。感想は、サッチャーの武勇伝を聞かされている感じ。そして、自分たちもそういうことができたらいいなと思いながら書かれたんだろうなというのがよく分かる。お薦めはしない。 内容は、教育、学校、教師をいかに管理し、いかに言うことを聞かせるかということに主眼が置かれたもの。だから、サッチャーの教育改革の負の部分には目が向けられていない。 イギリスでは、ダメな学校は廃校になったり、ダメな教師は辞めさせられているということを紹介している。だけど、イギリスではそういう学校や教師を支援して立ち直らせるための仕組みがある。何もしないでただ管理だけやってダメなら排除するというものじゃない。でも、そういうところはきちんと書かない。 これだけ読むと、サッチャーの教育改革は素晴らしいなんて思ってしまう。安倍氏の著書でサッチャーの改革が称

    いかに管理しいかに言うことを聞かせるか - 今日行く審議会
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    zyugem 2006/09/14
  • 念力主義 - 今日行く審議会

    発信箱:「念力」の時代?=藤原章生 「念力主義」という言葉を外務省元主任分析官の佐藤優さんから聞いた。赤い下着をはいて臨めば、外交交渉で成功するとまじめに信じる外相がいたことなどを例に挙げていた。 そんな折、ベストセラー「美しい国へ」(安倍晋三著)と「国家の品格」(藤原正彦著)を読んだ。いずれも「念力のすすめ」に思えた。美しいと念じれば美しい。あると思えば品格はある。人は幻想を抱えた動物だ。虚勢を張れということと読めた。でも、国が病んでいると思う人は念力で気が休まるだろうか。 二つのには共通点がある。著者が海外留学を経て「祖国を誇れない人は外国人に信用されない」という通説を実感したことだ。海外で武道に目覚めた人や、自転車で世界を回る若者からもこの通説を聞かされた。話してみると、底にはコンプレックスがある。そしてあるかどうかもわからないチャンバラ文化をよりどころにする。 秋口には「教育

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    zyugem 2006/09/03
  • 教育改悪推進会議は要らない - 今日行く審議会

    安倍氏、首相直属の「教育改革推進会議」設置を公約へ これまではあまり明確にしてこなかったが、私個人としては安倍氏の首相就任と彼の推進しようとしている教育改革には反対だ。安倍氏の行おうとしている教育改革は、政治がいつでも教育へと介入できる環境を整備すること、また、教育を通じて多様性を追求するのではなく、均質化を推進するものだ。 教育を国家戦略に位置付けるというのは聞こえは良いが、その真の姿は国、政治教育に介入の度合いを高めることにある。それは、http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20060623/1150992750で引用した佐貫浩氏の 日の場合、学校管理職によるマネージメントは、ただちに統制(の効率化)と結びつく性格を持っている。日では「ガバナー」はまさに国家そのものであり、行政である。その性格は、一九六〇年代の学校経営近代化論が、教師への統制論として機能し

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    zyugem 2006/08/16
  • この差は何か。なぜこうも違うのか。 - 今日行く審議会

    「今さら受けたくない」建築士再試験、猛反発で断念? この記事のように、教員が教員免許更新制に反対だと猛反発したらどうなるだろうか。教職員組合が反対を表明したらどうなるか。そこかしこから批判の声が次々と上がるだろう。しつこいが、その差は何か。 教員免許更新制に賛成している人が、なぜか建築士の免許更新には賛成とは言わない。また、教員免許更新制に反対している人も反対とは言わない。さらに、その逆に建築士の側から教員免許の更新制には賛成とも反対とも言わない。全く次元の違う話だからなのか。 教員を他の資格と同様に国家資格とし、自分たちで処分を下せるような組織を設ける。そうすれば免許更新制は必要ないのだろうか。教員の待遇にも市場原理を導入すれば免許更新制は必要ないのだろうか。 この違いをどう理解したらいいのだろうか。

    この差は何か。なぜこうも違うのか。 - 今日行く審議会
    zyugem
    zyugem 2006/07/25
  • 整合性のない話 - 今日行く審議会

    建築士免許の更新制は見送り 国交省「他資格と整合性」 教員免許では、これとは全く逆の理由・論理によって更新制が導入された。それとの整合性は全くない。建築士と教員との間にある「差」は何か。そこはもっときちんと議論されるべきではないか。

    整合性のない話 - 今日行く審議会
    zyugem
    zyugem 2006/07/20
    そうそう。気になってた。どういう論理なんだろう?
  • 学力低下は続くよどこまでも - 今日行く審議会

    小中学生「論理」が苦手 教育政策研の全国調査 文章書く学習、増やす必要=小中生に初の特定課題テスト−教育政策研 3+2×4=20? 四則計算、小6の4割誤答 学力テスト:漢字学習や書くこと、年齢とともに意欲低下 「子孫」は「こまご」…小中学生の学力調査結果を発表 羊毛→ひつじげ、子孫→こまご… 学力低下どうフォロー これらの記事からまず言えることは、いくつか挙げられている学力の課題はずいぶん前から繰り返し指摘されてきたものであり、それが今になっても課題として残っているということ。その理由は、学力テストがきちんとフィードバックされず、適切な対策も講じられてこなかったからだ。これは、いわゆる「ゆとり教育」や「ゆとり教育世代」だけの問題ではない。 また、どの記事にも共通して言えることだが、教員がこれまで、どのようなものを課題と捉え、どのような指導をどのくらい行ってきたのかということが全く書かれて

    学力低下は続くよどこまでも - 今日行く審議会