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ブックマーク / buu.blog.jp (4)

  • 多分世界で最初のとんかつ評論家 元木一朗のブログ:日本で国産ワクチンが作れない理由

    簡単にいえば、国産で開発できる会社、研究施設がないからである。 ワクチンに対する潜在的な忌避感情も存在するが、そもそも、開発できる場所がない。では、場所を作れば良いという話になるのだが、これは簡単な話ではない。まず、現在主流になりつつあるmRNAワクチンの製造はすでに特許で雁字搦めになっていて、簡単に事業者が利益を得られる構造にはなっていない。古い技術はmRNAワクチンに取って代わられる立場で、今更研究してもそれほどうまみがない。では、mRNAワクチンよりも先進的なワクチンなり、治療法なりを研究してはどうか、ということになる。それはもっともだが、日には金がない。これはバブルがはじけて以降、ずっと続いている現象で、景気回復以外に手はないのだが、安倍晋三や菅義偉には無理だ。残念ながら手遅れとしか言いようがないのだが、では、そういった状況を生み出した原因はどのあたりにあるのか。 一丁目一番地に

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    zyugem 2021/03/30
  • Twitter見聞録:木村盛世氏( @kimuramoriyo)の口蹄疫に関する事例|「コラーゲン食って肌がぷりぷりになるわけねーだろ(笑)」社長のブログ

    Twitterのフラッグマンの一人に木村盛世氏がいます。木村氏は厚生労働省の現役技官で、これまで厚生労働省内の状況について反官僚組織の立場から情報発信を続けており、書籍執筆やTV出演などの効果もあって、フォロワーが7000人を超えています。木村氏のフォロワーは主として中央官僚に関する情報をトリガーとして彼女をフォローしており、彼女の発信する厚生労働省関係の情報の多くは、それを求めている人のところに届くことになります。ここまでは誰も不幸になりません。 ところが、そのバランスが崩れてしまう事態が発生しました。それが、2010年春に宮崎県で発生した口蹄疫です。口蹄疫は牛、豚などの家畜に発生するとても感染力の強いウイルス性疾患で、対応を誤れば一国の畜産業が壊滅するような非常に深刻かつデリケートな事態を招きます。この口蹄疫の流行に際して、家畜の疾病という専門外の領域に対して木村氏がTwitterを通

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    zyugem 2010/05/28
  • 多分世界で最初のとんかつ評論家 元木一朗のブログ:開国博Y150が大失敗に終わった10の理由

    開港博だか、開国博だか忘れてしまったけれど(途中で名前が変わった?)、Y150が今日で閉幕。関係者の皆さん、お疲れ様でした。 僕の周りにはこのイベントに非常に深く関わった人が複数いるし、実は僕自身も一時期足を突っ込みかけたので、あんまり悪く言うのも気が引けるのだけれど、失敗するべくして失敗した、典型的なだめイベントだった。なんで失敗したのか、比較的近いところで見てきた立場から考えてみる。 1.開国150周年という設定に無理がある そもそも、「開国」とか言っても、え?それって、日米修好通商条約締結から150年?あれ?でも、それは1858だよね?えーと、あぁ、その条約で決めて、開港した年か。1859年。あれ?でも、同じ日に長崎も開港したよね?あ、ちょっと早かったの?知らなかったよ!!っていうか、ずいぶん重箱の隅をつついたようなお祝いだね!みたいなイベント。しかも、150という数字がまた微妙。あ

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    zyugem 2009/09/28
  • 多分世界で最初のとんかつ評論家 元木一朗のブログ:ブログでバイオ 第28回「学位の価値を過大評価してないか?」

    どこからも第27回のパスの受け手が現れないので、勝手にドリブルしちゃいます(笑)。 なんか、最近の博士・ポスドク余剰問題を見ていると、学位の価値を過大評価してんじゃねぇーの?って思うことが多々あります。東大出身とかと一緒で、博士なんていうのも質的には「3年間教授の言いなりになって、単なる労働力として我慢しました」ぐらいの意味しかないわけで、だから何なの?ということです。 重要なのは、大学院で何をやって、何を身につけて、何ができるのか、ということです。僕は部下として博士取得者を何人も使ってきていますが、別に修士修了と何か変わるわけでもなく、もっと言えば大学を卒業していない人とも大きな違いはなかったりします。博士なんていう肩書きがなくても社会人として貴重な戦力になる人だってもちろんいます。っていうか、僕が知る限りではこちらの方が多いくらいです。 なぜ博士が余っているかって、それは大量生産した

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    zyugem 2008/02/29
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