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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (5)

  • 確率は観測可能なのか? - hiroyukikojima’s blog

    ぼくの新著『確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで』ブルーバックスが、そろそろ店頭に並んでいる頃なので、販促の追い打ちをかけておこう。 「まえがき」については、前回(来週に新著が出ます! 確率のです! - hiroyukikojimaの日記)に晒したし、それは『現代ビジネス』(数学者もギャンブラーも投資家も超夢中 世界は確率で動いている!(小島 寛之) | ブルーバックス | 講談社)にも掲載されたので、今回は、もうちょっと、このに込めたぼくの「個人的想い」のようなものを綴ってみようと想う。 確率を攻略する ギャンブルから未来を決める最新理論まで (ブルーバックス) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/07/17メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見るこのでぼくが問題提起したかったのは、「確率は観測可能なのか?」ということ、もっ

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    zyugem
    zyugem 2015/07/18
  • abc予想が解決された? - hiroyukikojima’s blog

    京都大学数理解析研究所の望月新一教授が、「abc予想」を解決した、ということが新聞などで話題になっている。望月さんが総ページ数500ページに及ぶ4の論文をホームページに公開し、それが「ネイチャー」で報じられたからだ。 実は、先週のアエラ(10/8日号)では、この件に関して、数学ライターの中村亨さん(コマネチ大学の出題者)とぼくからの取材で一記事を作って報道している。望月さんと数理解析研が一切取材に応じない方針だそうで、編集者はがっかりしていた。それで、中村さんとぼくに(つまり、プロの数学者でない人に)白羽の矢がたったのだろう。こういうことがあるとつくづく思うのは、市民と学者の間をつなぐ専門報道者の必要性だ。何もゴシップに関する取材にまで誠実に答えよ、とはいわないが、マスコミを介して市民が大きな関心を持っているこのような大きな業績に関しては、ある程度は市民への情報サービスをしてほしく思う

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    zyugem 2012/10/07
  • 人目を忍んでエントロピーを理解したい人へ - hiroyukikojima’s blog

    はろー、ぼんじゅーるクマ。というわけで、宇多田ヒカルに急性感染症だい。 宇多田さんの音楽には、ずっと距離をとってきた。「落とされない」ようにしていた。デビューしたての頃、AutomaticのPVを見て、これは大変なことになった、と正直思った。こんな若くてぴちぴちの才能が現れたら、とんでもないことになると確信した。だから、「落ちたく」なかった。彼女を支えるのは、彼女の世代であるべきだし、ぼくら中年は突っ張ってはじき返すべきだと意地になった。幸い、土俵際での踏ん張りが効いて、押し出されてしまうことはなかった。しかし、いなされて、土俵の反対側につんのめりながら突進して、倉木麻衣のほうに落っこちてしまったから情けなかった。 いや、予兆はあった。確かにあった。恋というものが、気づいたときは落ちているものなように、宇多田さんの曲が心に刺さっていた。それは、Flavor of Lifeという曲だ。これは

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  • 小飼弾さんの書評に恐れ入るの巻 - hiroyukikojima’s blog

    小飼弾さんが、ぼくの新著『使える!経済学の考え方』ちくま新書に書評を書いてくれた。 404 Blog Not Found:数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 小飼さんは、今年出たぼくの4冊ののうち、3冊を書評してくださってて、そのどれもがすばらしいんだけど、今回のは他の二冊とは違う意味合いですごいと思う。他の二冊は、数学なので、小飼さんが適切に評することができるのは、まあ、全く不思議ではないのだけど、今度のは完全に経済学どっぷりのなので、さすがに小飼さんは専門外のはず。専門外にもかかわらず、これほど的確にぼくのを読みとけてしまうことには、震撼せざるを得ないのだ。小飼さんはこういう。 私事で恐縮なのだが、少なくとも私にとっての数理というのは、情緒の harness だ。そして著者も実はそうであることは、書の行間からもびしばしと伝わってくる。著者の作品はいずれもそう

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    zyugem 2009/10/12
  • フェルマー予想解決の話+昔に女子大で数学の講義を聴いた話 - hiroyukikojima’s blog

    今や、フェルマー予想も、ポアンカレ予想も解決してしまった。そして「フェルマーの最終定理」、「ポアンカレの定理」という座に落ち着いた。(証明者に冠するなら、ワイルズ・テイラーの定理、ペレルマンの定理と呼ばれるべきかもしれないが)。残された著名な予想は、リーマン予想となった。これもぼくが生きている間に解決してしまうのだろうか。そうあって欲しい、とわくわくする。 フェルマー予想は、ぼくが数学の秘境に迷いこむことになった憧れの定理である。中学生のときに、コンスタンス・レイド『ゼロから無限へ』 ゼロから無限へ―数論の世界を訪ねて (ブルーバックス) 作者: コンスタンス・レイド,芹沢正三出版社/メーカー: 講談社発売日: 1971/08/16メディア: 新書購入: 32人 クリック: 537回この商品を含むブログ (16件) を見るとか、イタール『整数論』(文庫クセジュ)とかを読んで、そりゃあもう、

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    zyugem 2008/02/28
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