2020.12.23 08:30 コロナ対応を間違えれば、長期不況になりかねない。感染者数高止まりで見えてきた日本経済の希望と不安とは/飯田泰之氏インタビュー 新型コロナウイルスの新規感染者数は12月21日現在、全国で2500〜3000人が確認されており、過去最多の水準が続いている。また、12月8日に発表された7-9月期の実質GDP(季節調整値)は前期比5.3%とプラス成長であったが、4-6月期の前期比7.9%の反動に過ぎず、いまだ厳しい状況が続いている。 その一方で、世界的に株高が起き、日銀短観の景況感も改善しつつあるのも確かだ。コロナ禍のいま、日本経済でいったい何が起こっているのか、新型コロナウイルスによる経済への影響や必要な対策、そして2021年以降の経済の見込みについて、明治大学准教授の飯田泰之氏にお話を伺った。 コロナ収束後はビジネスチャンスが生まれる――2020年の経済について