Raspberry Pi 4を使って、Device Treeを読んでみます。 このページではRaspberry Pi 4を題材に、Device Treeの読み方を3種類紹介します。1つ目はLinux kernelのソースツリー上で読む方法、2つ目はビルドしたバイナリー (Device Tree blob) から読む方法、3つ目はOS起動後のランタイムで読む方法です。2つ目と3つ目の方法はどちらも一旦Device Treeソースに戻して読む方法を紹介します。 なお、筆者が使用している環境はRaspberry Pi 4 Model BのRAM 8GBモデル、Raspberry Pi OSの64-bit版です。Raspberry Pi OSで使用しているLinux kernelのソースコードは https://github.com/raspberrypi/linux からダウンロードできます。