「冤罪被害への文句は、痴漢か司法に言ってくれ!」 SNSで痴漢や性犯罪について怒っていると必ず、 「痴漢冤罪ガー!」 と、日本は痴漢冤罪大国と信じる人たちに攻撃されることがよくある。 まず、冤罪は暗数になりやすく、きちんとしたデータがない。 実態が掴みにくい犯罪を「たくさん起きている」として、なぜか痴漢に怒っている女性に解決を迫る輩が多く、いつも辟易している。 2011年に警視庁が作成した「痴漢撲滅に向けた取組みに関する報告書」によると、検挙件数は約3800件。痴漢被害にあっても警察に通報、相談をしていない人は304人中271人で、約89%が泣き寝入りしているとある。 つまり、暗数になりやすく、正確な事件数の把握が難しいのは、痴漢も痴漢冤罪も変わらず、前者のほうが圧倒的によく起こる犯罪だということだ。 騒ぐ人がむちゃくちゃ多いわりには「痴漢冤罪はレアケース」だと言い切ってしまってもかまわな
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