5月28日午前7時41分頃、神奈川県川崎市多摩区登戸にて小学生16人を含む18人が包丁で刺されるという悲惨な事件が起きた。現場はJRと小田急が通る登戸駅の西側に広がる住宅地の中。小学6年生の女児と男性(39)が死亡した。 事件を起こした男は、18人を殺傷したあと10メートルほど逃げ、自身の首を包丁で切りつけ、死亡した。そのため、事件の全貌は分からなくなった。 ここで気を付けるべきなのは、デマだ。現在、Twitter上には「犯人は精神障害者に違いない。だから犯罪を犯したのだ」といった憶測が飛び交っている。 まだ因果関係がハッキリとしていない段階において、このような情報が拡散されると「精神障害者はみんな危険な存在である」という差別や偏見が助長されかねない。 上記の表は、法務省が毎年発行している「犯罪白書」から引用した。表の下に記載の注)2の通り、「精神障害の疑いのある者」というのは、警察官が措