COLUMN河治良幸の真・代表論 第10回 西野ジャパンに猶予はない。求められる“反ハリル”ではないチーム作り By 河治良幸 ・ 2018.4.27 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が解任されて、2週間が過ぎた。4月9日に日本サッカー協会(JFA)の田嶋会長が会見を開いてその事実を明かし、12日には前技術委員長の西野朗新監督が就任会見を行った。 西野新監督は“オールジャパン”と言われるスタッフをJリーグの各会場に派遣するなど、開幕まで2ヶ月を切ったロシアW杯に向けて始動しているが、27日には唐突の解任通告を不服とするハリルホジッチが来日し、記者会見を開く予定であり、筆者もすっきりと新体制の準備に集中できないのが正直なところだ。 ただ、すっきりしないのは解任の理由が曖昧で、ロジカルに整理できないといった理由だけでなく、3年間のチーム作りが本大会の直前に途切れてしまったこと、さらに本大会での
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