タグ

ブックマーク / archive.legendsstadium.com (8)

  • 西野ジャパンに猶予はない。求められる“反ハリル”ではないチーム作り

    COLUMN河治良幸の真・代表論 第10回 西野ジャパンに猶予はない。求められる“反ハリル”ではないチーム作り By 河治良幸 ・ 2018.4.27 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が解任されて、2週間が過ぎた。4月9日に日サッカー協会(JFA)の田嶋会長が会見を開いてその事実を明かし、12日には前技術委員長の西野朗新監督が就任会見を行った。 西野新監督は“オールジャパン”と言われるスタッフをJリーグの各会場に派遣するなど、開幕まで2ヶ月を切ったロシアW杯に向けて始動しているが、27日には唐突の解任通告を不服とするハリルホジッチが来日し、記者会見を開く予定であり、筆者もすっきりと新体制の準備に集中できないのが正直なところだ。 ただ、すっきりしないのは解任の理由が曖昧で、ロジカルに整理できないといった理由だけでなく、3年間のチーム作りが大会の直前に途切れてしまったこと、さらに大会での

    西野ジャパンに猶予はない。求められる“反ハリル”ではないチーム作り
  • オールジャパンでリスタートに挑む日本代表。西野新監督の言葉から読み解く、現時点での見通し

    COLUMN河治良幸の真・代表論 第9回 オールジャパンでリスタートに挑む日本代表。西野新監督の言葉から読み解く、現時点での見通し By 河治良幸 ・ 2018.4.13 4月9日、日サッカー協会(JFA)はヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任し、後任にJFAで技術委員長を務めていた西野朗氏が就任すると発表。また、12日にはスタッフを全て日人で固めた“オールジャパン”で編成することを表明した。 前監督の解任については田嶋幸三会長が「選手とのコミュニケーション不足」という、この時期の解任としては非常に曖昧な理由をあげていたが、西野新監督の会見で1つ共通するキーワードが出てきた。田嶋会長は「日らしいサッカーをやりたい」と語っていたが、西野新監督も「日化した日のフットボール」と語ったのだ。 「先月(3月)末に会長から、今回の打診をいただきました。そのときは正直、私自身も間違いなくハリル

    オールジャパンでリスタートに挑む日本代表。西野新監督の言葉から読み解く、現時点での見通し
  • ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差

    COLUMN清水英斗の世界基準のジャパン目線 第62回 ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日と世界の差 By 清水 英斗 ・ 2018.4.10 ハリルホジッチの解任によせて、兵法書『孫子』から一文を引用する。 『戦術なき戦略は、勝利に至るもっとも遠い道のりである』 『戦略なき戦術は、敗北の前の戯言である』 戦略とは? 長期的な目標に基づく計画のこと。戦術とは? 目先の場面で最善の手を探すこと。もっと簡単に言えば、戦略とはプラン、戦術とは手段だ。 どちらも大事だ。戦術がなければ、勝利を得るのは長い道のりになるし、戦略がなければ、最初から敗北は決まっている。そのように孫子では説かれている。 今回、日サッカー協会が発表したハリルホジッチの解任は、戦略を捨てた戦術だった。ザッケローニで敗れた反省を生かし、後任のアギーレ、ハリルホジッチの選定には、過去のワールドカップで指揮

    ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差
  • 【清水英斗の世界基準のジャパン目線】長期競争と短期熟成。ハリルホジッチの強化プランはW杯にフィットするか?

    ホーム ニュース 【清水英斗の世界基準のジャパン目線】長期競争と短期熟成。ハリルホジッチの強化プランはW杯にフィットするか? 清水英斗の世界基準のジャパン目線 第61回 【清水英斗の世界基準のジャパン目線】長期競争と短期熟成。ハリルホジッチの強化プランはW杯にフィットするか? 2018.3.26 ・ 日本代表 「縦に速いだけじゃダメ」「監督に言われたままやってもダメ」 ベルギー遠征中のハリルジャパンにおいて、2015年の東アジアカップから語られてきたことが、W杯の3カ月前になっても同じように繰り返されている。この気持ちを表す言葉は、“もどかしい”以外にない。 ハリルジャパンは常に競争しながらチーム作りを進めているため、一度消化したつもりの課題が、フレッシュなメンバーや組み合わせに変わった瞬間、また目の前にやってくる。進んでは戻り、進んでは戻る。そんな感覚だ。その状態を「テストしすぎ」と評す

    【清水英斗の世界基準のジャパン目線】長期競争と短期熟成。ハリルホジッチの強化プランはW杯にフィットするか?
  • GK中継チャンネルで明らかになった、西川周作と林彰洋の異なるスタイル

    COLUMN清水英斗の世界基準のジャパン目線 第40回 GK中継チャンネルで明らかになった、西川周作と林彰洋の異なるスタイル By 清水 英斗 ・ 2017.4.19 J1第7節のFC東京対浦和レッズで、NHKがトライしたGK中継チャンネルは、期待以上におもしろかった。専用カメラが90分間、GKをストーキングする。そんな斬新すぎる企画がうまくいったのは、いくつかの理由があるだろう。 ひとつは、副音声的なサブ中継に徹したことだ。 メイン中継は別のチャンネルがやっているので、GKチャンネルでは、試合中に尺を取ってタッチペン付きの解説を行ったり、長めのGKリプレイをたくさん挟んだりと、チャンネル独自のGK情報を惜しみなく詰め込んでいた。試合の流れは断ち切られてしまうが、あえて割り切り、サブ中継の個性を出している。この点が良かった。中継スタッフの成功だ。 また、画面は分割されており、GKカメラと並

    GK中継チャンネルで明らかになった、西川周作と林彰洋の異なるスタイル
  • スタンドで応援するのは、試合に出られなかった控え部員ではない。通年リーグ、26986試合の持つ意味

    COLUMN川端暁彦のプレスバック第30回 スタンドで応援するのは、試合に出られなかった控え部員ではない。通年リーグ、26986試合の持つ意味 By 川端 暁彦 ・ 2016.12.20 12月17日、埼玉スタジアム2002にて高円宮杯U-18チャンピオンシップが開催され、青森山田高校がサンフレッチェ広島ユースを0-0からのPK戦の末に破り、“真の日一”に輝いた――と言ったところで、ピンとこない人も多いことかと思う。 1万人を超える観衆が詰め掛けてBS放送ながらTV中継もされていたので、注目度は相応にあったとは思うが、一般層へ広く認知されるほどの大会ではない。 ただそれは、大会の価値の高低を意味するわけでもない。正確に言えば、この1試合の価値よりも、年間を通じて行われた“26986試合”に、より大きな価値がある。 簡単に大会のレギュレーションを説明しておこう。高円宮杯U-18サッカーリー

    スタンドで応援するのは、試合に出られなかった控え部員ではない。通年リーグ、26986試合の持つ意味
  • 【川端暁彦のプレスバック】ストライカーは5年待て。大迫勇也のブレイクに見る、FWが大成するまでに必要な“熟成期間”

    ホーム ニュース 【川端暁彦のプレスバック】ストライカーは5年待て。大迫勇也のブレイクに見る、FWが大成するまでに必要な“熟成期間” 川端暁彦のプレスバック第28回 【川端暁彦のプレスバック】ストライカーは5年待て。大迫勇也のブレイクに見る、FWが大成するまでに必要な“熟成期間” 2016.11.24 ・ 日本代表 高校サッカー選手権の京都府予選決勝を観に行ってきた。終わった後でライター仲間たちと夕を共にしていると(適当に入った京料理店は安くて美味しかった)、当然ながらちょうど観てきたばかりの京都橘高校FW岩崎悠人の話になる。来季の京都加入が内定している、U-19日本代表のストライカーである。果たして、Jリーグでどこまでやれるのか――。 が、この話自体は大して膨らまなかった。一人のライターが唐突に切り出したからだ。 「前に川端が言ってたよな。『FWは時間が掛かるものだから。まだ待て』って

    【川端暁彦のプレスバック】ストライカーは5年待て。大迫勇也のブレイクに見る、FWが大成するまでに必要な“熟成期間”
  • 意外だった城福監督の解任。混迷を極める小倉グランパスの行方はいかに?

    COLUMN清水英斗の「世界基準のジャパン目線」第22回 意外だった城福監督の解任。混迷を極める小倉グランパスの行方はいかに? By 清水 英斗 ・ 2016.7.27 Jリーグで監督解任が相次いでいる。後半戦の序盤、この時期の解任ならば、まだチームの内容的にも立て直す時間があるとの判断だろう。 しかし、城福浩監督の解任は意外だった。セカンドステージのFC東京は、1勝4敗と結果が出ていないが、鳥栖戦と福岡戦の負けは、アディショナルタイムの衝撃的な失点によるもの。監督の責任をどこまで問うべきか。また、絶好調の柏と川崎に敗れたからといって、それが解任の引き金として適当とは思えない。 多摩川クラシコは、川崎に圧倒的に攻め込まれたが、試合内容はそれほど悪くなかった。ファーストステージでは最終ラインの裏をあっさりと突かれて失点したが、今回は慎重に深く守った。その分、中盤にスペースが空きやすい状況だっ

    意外だった城福監督の解任。混迷を極める小倉グランパスの行方はいかに?
  • 1