6月9日、ウクライナ保安局は、南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムをロシア軍が破壊したことを証明する通話を傍受したと発表した。写真は7日撮影された同ダムの衛星写真。Maxar Technologies提供(2023年 ロイター) [キーウ 9日 ロイター] - ウクライナ保安局は9日、南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムをロシアの「破壊工作グループ」が爆破したことを証明する通話を傍受したと発表した。
ウクライナ南部ヘルソン州で決壊したカホウカ水力発電所のダム。プラネット・ラブズPBC提供(2023年6月6日撮影・提供)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / Planet Labs PBC 【6月7日 AFP】ウクライナ政府は6日、南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムが攻撃を受けて破壊されたのに伴い、エンジンオイル150トンがドニエプル(Dnipro)川に流出したと明らかにした。環境に深刻な影響が及ぶ恐れがあると警告している。 ウクライナ大統領府長官の広報顧問を務めるダリア・ザリウナ(Daria Zarivna)氏はソーシャルメディアで、「ダムが爆破されエンジンオイル150トンが流出した」と述べた。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は「さらに300トン以上流出する恐れがある」
(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカのダムが決壊したことによる洪水でロシア軍の兵士らが流され、ドニプロ川東岸から退避する様子をウクライナ軍が目撃した。同軍の将校が明らかにした。多くのロシア兵が混乱の中で死亡、負傷したという。 ウクライナ軍のアンドレイ・ピドリスニイ大尉によると、6日未明にダムが決壊した際、「ロシア側で逃げられた者は皆無だった。ロシア側の連隊は全員が洪水に巻き込まれた」という。 ピドリスニイ氏はCNNの取材に答え、ロシア軍が意図的にダムを攻撃したとの認識を表明。ウクライナ軍による今後の攻勢を混乱させるためだったとの考えを示した。 同氏によれば、ドニプロ川周辺の地勢から、東岸に位置していたロシア軍はダムの決壊で深刻な影響を被った。同氏の部隊は当時の状況をドローン(無人機)や現場の兵士らを通じて確認することができた。 「左岸(東岸)は右岸よりも低いので、より多くの水が
ウクライナ南部ヘルソン州で、決壊したカホウカ水力発電所のダム。同国の国営原子力企業エネルゴアトム提供(2023年6月6日撮影)。(c)AFP PHOTO/ENERGOATEM 【6月7日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州のロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムが6日、攻撃を受けて決壊した問題で、周辺の1都市と24村で洪水が発生、1万7000人が避難を強いられた。地元当局が明らかにした。米政府は「多数の死者が出た可能性が高い」としており、人道危機が懸念されている。 ウクライナ政府は、ロシアがウクライナ軍の反転攻勢を妨害する目的でダムを破壊したと主張。一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は「ウクライナ側の意図的な破壊工作」だとしている。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelen
※音声はありません 【6月6日 AFP】ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)州で6日、カホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムの一部が破壊された。ロシア、ウクライナ双方が相手側の攻撃によるものと主張している。 ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク(Andriy Yermak)長官はテレグラム(Telegram)に「ロシアのテロリストによる新たな戦争犯罪だ。大統領は国家安全保障会議を招集した」と投稿した。 一方、ヘルソン州ノバカホウカ(Nova Kakhovka)の親ロシア派当局は「カホウカダムを標的にした攻撃が複数回」確認されたとし、ダムの水門扉が破壊され、「制御不能」に陥っているとしている。 報道によれば、ダム下流の複数の場所で水位が上昇している。 旧ソ連時代の1956年にドニプロ(Dnipro)川に建設されたカホウカダムは、コンクリートと土で造られており、ウクライナ国内
ウクライナの首都キーウ近郊の町で、ロシアの攻撃で損壊したアパート(2022年11月23日撮影、資料写真)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【11月24日 AFP】モルドバは23日、隣国ウクライナの送電網をロシア軍が攻撃した影響で大規模な停電が発生したと発表した。 アンドレイ・スプヌ(Andrei Spinu)副首相は「ロシアによるウクライナ送電網への空爆により、全土で大規模な停電が発生している」とフェイスブック(Facebook)に投稿。国営電力会社が復旧に努めていると述べた。 欧州連合(EU)寄りのマイア・サンドゥ(Maia Sandu)大統領もフェイスブックで、「ロシアはモルドバを暗闇に追いやった」「われわれを暗闇と寒さに追いやり、意図的に人を殺す政権は信用できない」と指摘し、電力の復旧を約束した。 ニク・ポペスク(Nicu Popescu)外務・欧州統合相はツイッター(
ウクライナ南部へルソン州のロシア占領下にあるノバカホフカダムが、ウクライナ軍による砲撃で損傷したと、ロシア国営メディアが11月6日、救急当局の情報として伝えた。10月18日撮影されたノバカホフカダムの衛星写真(2022年 ロイター/Maxar Technologies/Handout via REUTERS) [6日 ロイター] - ウクライナ南部へルソン州のロシア占領下にあるノバカホフカダムが、ウクライナ軍による砲撃で損傷したと、ロシア国営メディアが6日、救急当局の情報として伝えた。 タス通信によると、米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」(HIMARS)から発射されたロケット弾がダムの水門に命中し、破損。救急当局者はダムを破壊することにより「人道的な大惨事に向けた条件を作り出そうとする試みだ」との見解を示したという。
ロシア軍の攻撃によって発生した火災の消火にあたる救急隊=9日、ウクライナ・ザポリージャ州/Maryna Moiseyenko/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は11日、同国のエネルギーインフラの約30%が10日から断続的に続いているロシアのミサイル攻撃の被害に遭ったと発表した。 ハルシチェンコ氏はCNNに対し、ロシアがエネルギーインフラを「著しく狙った」のは「戦争が始まって以来初めて」だと語った。 同氏はインフラが狙われる理由について、ウクライナによる欧州への電力輸出を通じ「欧州諸国はロシアの天然ガスや石炭の使用を控えることができる」からだとし、ウクライナは「他の供給源から迅速に輸出を再開できるよう努力している」とも述べた。 ウクライナ政府は10日、国民にエネルギーの使用を「制限」するよう呼び掛けた。欧州から余剰のエネルギーを受け取るか
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