本作の怪異はDLCのマッハ姫を除き、全員が舞台である近衛原学園、及びその前身であるM村の関係者であり、徒党を組んでいるわけではないが半ばシビトに先導される形で動いている。 シビトにとって彼らは「花婿」選定のための重要な人材であると同時に、自らが「美しい姿」になるために有用な存在でもある。 なので主人公が怪異の救済に成功してもその姿は完全には消えず、直後になんとシビトに食われてしまう(*1)。 本作は全七章だが、一章はチュートリアル、四章は箸休め回のためボス戦は無い。(ただしサスペンシブアクトはある。) 恒例通り怪異たちは凄惨かつ悲劇的な最期を迎えた元人間であり、今回ボスの怪異は全員被害者側で、なおかつ特定の人物への深い愛情を抱いているという共通点がある。 シビトを除く3体はそれぞれ有名な怪談が元ネタになっているが、作中での名付けの由来もそこから来ている。(要するに完全オリジナルの怪異という