世界最大のSalesforce利用企業として,注目を集めた日本郵政グループの導入事例。SaaS/PaaSを活用し,3万人余りが利用する情報共有システムを2カ月で構築した。1年間の利用経験を基に,全職員10万人へと利用範囲を広げようとしている。 「やれることとやれないことの見極めに重点を置いた」。日本郵政グループ 郵便局会社のCIO(最高情報責任者)を務める岩崎明 常務執行役員(写真1)は,民営化以後約1年のシステム運用をこう振り返る。「利用者は2万~3万人とかなりの規模だが,現在のところ全く問題無く利用できており,スピードや品質には満足している」。 利用者3万人で「試行」 郵便局会社は,2007年10月に日本郵政公社が民営化して発足した日本郵政グループの1社。貯金,保険,郵便というグループ3事業の代理店業務を担う。発足以来,セールスフォース・ドットコムが提供する「Force.com」上に開
Salesforce.comの最高経営責任者(CEO)であるMarc Benioff氏は、SAPがクラウドコンピューティングを理解できていないと批判し、MicrosoftのインターネットベースのOS「Azure」を酷評した。 Benioff氏は、サンフランシスコで開催されていたSalesforce.comのユーザーカンファレンス「Dreamforce 08」において、SAPのSaaS方式によるERPプロジェクト「Business ByDesign」の遅れに疑問を投げかけ、ドイツに拠点を置く同社に対して、Salesforce.com独自の開発プラットフォームである「Force.com」を使用してみてはどうかとさえ述べた。 Benioff氏は同カンファレンスにおいて、SAPのBusiness ByDesignへの取り組みが「ひどい」ものだと述べた。同氏はSAPのこのプロジェクトを「大失敗」と評
ある特定の目的で、現在職場で「サイボウズ6」をインハウス(自前サーバ)で運用している。 ある特定の目的とは、組織のトップのスケジュールのみを管理する、というものである。 そのためだけに、サイボウズを導入している。 システム管理者の立場で言わせてもらうと、なんとも贅沢な話だ。 但し、運用しているのは専用サーバではなく、相乗りサーバではあるが。 しかし、しかし、年内でライセンスが利用できなくなる。 Linux版のモジュールをFreeBSDで運用しているのだが、そのモジュールのライセンスが年内で切れるのだ。 そして、新しいライセンスは、Linuxでしか動かない。 つまり、Linuxサーバへの移行が必要になる。 そこで、思い切って、SaaS版サイボウズを提案してみた。 実は、Googleカレンダーでも良かったのだが、さすがにフリーだし、控えることにした。 しかし、一回目の打診の回答は「自分のスケジ
打倒Salesforce.com? ソフトブレーンなどがSaaS型SFA発表:SFAとグループウェアをSaaS形式で合体 ソフトブレーン、ネオジャパン、センクの3社は9月19日、ソフトブレーンのSFAとネオジャパンのグループウェアを組み合わせたSaaS型サービス「Fusion Edition for eセールスマネージャー&desknet's」(以下、Fusion Edition)を2009年春から提供すると発表した。 Fusion Editionは、ソフトブレーンのSFA「eセールスマネージャー」とネオジャパンのグループウェア「desknet's」をセンクにOEM供給し、センクがSaaS形式で提供するというもの。センクは両ソフトをインテグレーションし、仮想化技術により同一プラットフォーム上で提供。各種データやインターフェイスなどを統合し、1つのソフトウェアを利用しているかのように使用する
へぇー、あのベタな受託ソフト開発会社がグーグルとSaaSで協業? えっ、記者会見に登場した富士ソフト副社長って、日本IBMでパソコン事業を担当していた堀田さんじゃないですか! 「富士ソフトがGoogle Appsの企業向け販売を開始」には、ちょっとした驚きがあった。「富士ソフト」「グーグル」「堀田」の三者がうまく頭の中で結びつかない。数年前なら到底あり得ない組み合わせだからだ。 とは書いたものの、SIerや受託ソフト開発会社といったITサービス会社がSaaS事業に参入するのが、最近の流行ではある。直近では日本ユニシスもSaaS事業に本格参入することを表明している。ITサービス会社は以前、いわゆるASPブームの際、安直にブームに乗っかり痛い目に遭った。その後遺症からか、今度は100%間違いないブームが来ているのに、SaaS事業に消極的だった。「こりゃ、ヤバイなあ」と思っていたから、とりあえず
「Dynamics CRM」をSaaSで提供、ユーザー当たり月1万円から:マイクロソフトとイーシステムが協業 マイクロソフトとイーシステムは協業し、業務アプリケーション「Microsoft Dynamics CRM 4.0」をSaaS型で提供すると発表した。提供開始は8月で、価格は1ユーザー当たり月1万円程度の予定だ。1つのシステムを複数の企業で共有するマルチテナント型でのサービス提供の発表はイーシステムが初めてという。 Dynamics CRMはマイクロソフトが発売する中堅・中小企業向けのCRMパッケージ。Microsoft Officeとの連携など、使いやすさが特徴となっている。最新版の4.0は1つのシステムで複数ユーザーをサポートするマルチテナントに対応し、SaaS展開が可能になった。ユーザー企業は社内にサーバやデータベースなどの設備を用意せずに、顧客管理や営業管理、マーケティングな
富士ソフトは6月11日、都内のオフィスで記者発表会を行い、Google Appsの企業向けバージョン、「Google Apps Premier Edition」を本格販売することを明らかにした。 Google Appsは、Googleがホスティングするコミュニケーションやコラボレーションのためのツール群。「Gmail」や「Googleドキュメント」(文書作成や表計算)などから構成され、小規模事業者や教育機関向けには無償版も用意されているが、今回富士ソフトが販売代理店契約を結んだのは、24時間体制のサポートや99.9%のメール稼働率を保証し、容量もアカウント当たり25Gバイトまで提供される有償のPremier Editionだ。 パートナーとしては、Salesforce.comが既に名乗りを上げ、自社サービスと組み合わせて販売しているものの、Google Apps Premier Editi
米Microsoftは4月22日(米国時間)、オンデマンドCRM「Microsoft Dynamics CRM Online」の一般提供を米国・カナダで開始した。ホスティング形式で提供され、Webブラウザか「Microsoft Office」「Microsoft Outlook」経由で配信される。米Salesforceなどが立ち上げたSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)市場に参入する。 Dynamics CRM Onlineは、「Microsoft Dynamics CRM Live」と呼ばれてきたもので、同社のオンラインサービス分野を強化するものとなる。ユーザーは、Webブラウザ、またはOffice/Outlookから、マーケティング、セールス、サービスの各CRM機能にアクセスできる。ITインフラ投資や設定を行うことなく、手軽にCRMを導入できるとしている。 「Microsoft
https://main--cc--adobecom.hlx.page/cc-shared/assets/img/product-icons/svg/photoshop-64.svg | Photoshop {{photoshop}} Next-generation AI. Now in Photoshop. Create stunning, lifelike images with the latest generative AI features and the most advanced Generative Fill yet, powered by the new Adobe Firefly Image 3 Model. Now in the Photoshop (beta) app. {{plans-starting-at}} PRICE - ABM - Photoshop. {
2008/02/06 米グーグルは2月5日、SaaSベースの法人向けメールセキュリティサービスを開始した。2007年9月に6億2500万ドルで買収したPostiniのセキュリティ技術を使ったもので、メッセージ・フィルタリング、ウイルス検知、メールアーカイブなどの機能を提供する。 Postini買収後の2007年10月に、グーグルは同社の法人向けのSaaSパッケージ「Google Apps Premier Edition」にPostiniの機能を統合したが、今回のサービスは、既存の企業インフラ上で稼働しているメールサーバをターゲットとしたサービス。サービスはGoogle Apps同様に同社のクラウド上で稼働するが、Lotus Notes、Microsoft Exchange、Novell GroupWiseなど、ほとんどのメールシステムで利用できるという。 今回提供を開始するサービスは1ユー
ソフトウエアの機能をインターネット経由でサービスとして提供するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)事業が軌道に乗り始めている。ユーザーからの値下げ要求に苦しむITサービス業界にとって、ASP事業は救世主になれそう。安定収入を得られる事業としても、脚光を集めるASP事業の実情を探ってみた。 「ASPへの方向は間違っていない。ASPは時流に合っている」。こう語るのは、システム販売会社のニイウス コーの末貞郁夫会長だ。07年2月22日に開催した07年6月期中間決算説明会で、ハードやソフト販売を主体とするディーラービジネスからASPを核としたサービスビジネスへの転換を推し進める決意を改めて示したのだ。 同社はこの3年間で200億円超を投じて、データセンターなどITインフラとASPのサービスメニューを整備してきた。地銀向け勘定系/情報系オンラインシステムや中小クレジット会社向けシステム、
2007/04/20 オフィスアプリケーションを巡るグーグルとマイクロソフトの動向が注目されている。グーグルはSaaSのオフィスアプリケーション「Google Docs&Spreadsheets」「Google Apps」を本格展開し、中小企業や教育機関を中心に攻勢を始めた。マイクロソフトの「Microsoft Office」はまさにデスクトップアプリケーションの王者であり、マイクロソフトの稼ぎ頭である。 注目されているのはMicrosoft OfficeがGoogle Docs&Spreadsheetsに取って代わられ、「マイクロソフトが死ぬ」かということだ。米ガートナーのリサーチ・バイスプレジデント ベン・プリング(Ben Pring)氏は「グーグルがマイクロソフトを殺すことはない」と語る。 理由は単純だ。「企業の99%のPCにはMicrosoft Officeがインストールされている
2007/03/22 ソフトウェアベンダのリアルコムは3月22日、グーグルの統合アプリケーション「Google Apps Premier Edition」を全社導入したと発表した。海外オフィスやパートナーとの協業を円滑にし、保守コストを削減することが目的。リアルコムの従業員数は70人(契約社員含む)。 Google Appsは、Gmail、Google トーク、Google カレンダーなどのコミュニケーションツールと、オフィスツールのDocs&Spreadsheetsなどを組み合わせたSaaSモデルのアプリケーション。利用料は1ユーザーアカウント当たり年6300円。 リアルコムは、元々サイボウズをグループウェアに使っていたが、海外時間に対応する機能がなく、海外拠点との日程、時間調整が難しいという課題を抱えていた。この課題を解決するためにGoogle Appsを選択。サイボウズでWebベース
2007/02/23 グーグルは2月23日、オフィスソフト、メール、チャット、カレンダーなどをオンラインで利用する法人向けサービス「Google Apps Premier Edition」の正式サービスを開始した。サービスはオンラインでSaaSとして提供。利用料は1ユーザーアカウントあたり年額6300円。 同サービスは2006年8月にベータ版としてリリースされたもので、中小規模の組織を中心に、ワールドワイドで約10万社での利用実績があるという。 利用できるサービスは、これまで一般個人ユーザー向けに無償提供されていたGmail、Google Talk、Google Calendarなどと同等のサービスで、ワープロと表計算のDocs&Spreadsheets、Webページ作成ツールのPage Creatorも提供される。メールサービスでは、無償版のStandard Editionで1アカウント
秋からローカライズを進めてきたZimbraが「feedpath Zebra」β版としてそのユーザーインターフェースを公開した。 ロゴを「feedpath Zebra」オリジナルロゴとして、基本はZimbraのユーザーインターフェースを踏襲しているものの、日本語版のGoogleマップと連携は日本語版独自のマッシュアップを行っている。 改めて機能を説明すると、feedpath Zebraは、メールクライアント、アドレス帳、Wiki、スケジューラなどの機能を統合したWebサービス。Outlookなど多くのユーザーが使い慣れているWindowsアプリケーションと同等の操作性を再現しているのが特徴である。 この「feedpath Zebra」は現在SaaSでの提供を行うべく、インフラ環境の構築作業を行っており、来年の早い時期にSaaSにてサービスを開始する。 ■ Webメール、スケジューラ、Wiki
企業向けメールホスティング「feedpath Zebra」、サイボウズが提供する定番グループウェアASPの新しい形「サイボウズOffice7 for SaaS」、カスタマイズ可能なWebデータベースASPの新しい形「サイボウズ デヂエ for SaaS」など安全で快適なオンライン情報管理ツールの提供を行っております。テクノロジーの発展に伴って、今や私たちはあらゆる情報を瞬時に入手でき、情報を発信することも容易になりました。フィードパスは、より効率的で効果の高い情報の提供・共有を行うテクノロジープラットフォームを構築することで、日本のビジネスパーソンに「情報共有の価値」のご提供を中心事業として行ってまいります。 もっと読む
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