Holoash 岸慶紀氏 Image credit: Masaru Ikeda ADHD という言葉をご存知だろうか。日本語では「注意欠陥・多動性障害」と訳されている。細かいことに注意がいかない、連続した仕事をやり遂げるのが難しく、時間管理や作業の順位づけが下手など、発達障害の疾患の一つだ。 ADHD 障害を持つ人にとっての課題の一つは、身の回りであれ、仕事であれ、本人の意思に反して、あらゆることがやりっぱなしになってしまうということ。その結果、周囲や職場などで叱責される対象となってしまい、自己肯定感やモチベーションを失いがちだ。自身も ADHD 障害を持つ岸慶紀(Yoshua Kishi)氏は、テクノロジーを使って、この症状の緩和を試みようとしている。 Holoash のイメージ 彼が現在取り組むのは、認知科学に基づいたホログラフィックインターフェイスの「Holoash」。ホログラムで表