コナミによる「音楽ゲームのeスポーツ化」は20年前から準備されていた 『BEMANI PRO LEAGUE ZERO』に連なる系譜を読む コナミが手掛ける音楽ゲーム(音ゲー)のeスポーツ企画『BEMANI PRO LEAGUE ZERO(以下、BPL ZERO)』が10月27日に閉幕した。 『BPL ZERO』はコナミのアーケード(AC)音ゲー『beatmania IIDX』を題材としたeスポーツリーグ大会、『BEMANI PRO LEAGUE(BPL)』の前哨戦企画だ。「レギュラーシーズン」と称したリーグ戦を6試合(リーグ1巡目3試合を9月29日~10月6日、2巡目を10月13日~23日に配信)にわたり実施。チーム戦で争われ、音ゲーフリークとして知られるでんぱ組.incの古川未鈴、そしてシリーズに多数の楽曲を提供してきたコンポーザー・Ryu☆のチームが決勝戦に進出し、10月27日に放映さ
メガテンの生みの親,岡田耕始氏が自身を捧げたRPGという祭(後編)アトラスの栄華と迷走,そして新たな挑戦 ビデオゲームの語り部たち:第32部 ライター:大陸新秩序 ライター:黒川文雄 カメラマン:佐々木秀二 今回の「ビデオゲームの語り部たち」では,前回に引き続き,岡田耕始氏の歩みを紹介する。 「女神転生」シリーズを発展させた「真・女神転生」シリーズや,その派生作品の開発,アトラスの絶頂期とその後の経営悪化,そして自身のアトラス退職と会社立ち上げなど,激動の時代を語っていただいた。 筆者は今回岡田氏の話をうかがって,氏やアトラスが,人の行かない“裏道”を見つけ,そこを進んだからこそ,大きな成功を手にできたのだと感じた。もちろん,裏道には危険も潜んでいるのだが,そこに敢えて踏み出す勇気がなければ,多くの人と同じようなものしか得られないのだろう。そんな道を歩んできた岡田氏の言葉には,人を惹きつけ
昔から存在したゲーム会社の中身はそれからどうなったのか ゲームゲームの歴史 Tweet 2011年08月02日 新しいとか若い業界と言われていたゲーム業界も、ファミリーコンピュータの発売(1983年)からは30年が経ち、大ブームを巻き起こした『スペースインベーダー』の発売(1978年)からはすでに40年近くになり、かなり成長した業界となりました。 さて、そんなふうにここ30年で広がりを見せていったゲーム。子供の頃、ファミコンやスーファミやメガドライブ、さらに若い人ならプレステやサターンで遊んだことのある人は多いと思われます(ちなみに子供の頃遊んだゲーム機を大学生~新社会人あたりの年齢の人に「PS2」と答えられるとジェネレーションギャップを感じる今日この頃)。そして、遊んだソフト、それを出したメーカーの名前も覚えているものもあるでしょう。 しかし現在振り返ってみると、それらゲームソフトを出し
メガテンの生みの親,岡田耕始氏が自身を捧げたRPGという祭(前編)アトラス立ち上げと初代「女神転生」 ビデオゲームの語り部たち:第31部 ライター:大陸新秩序 ライター:黒川文雄 カメラマン:佐々木秀二 第1部の冒頭で記したように,この連載は,筆者が「ビデオゲームの歴史のなかで,話を聞いておくべき人々や記録しておくべき場所がある」と感じたことから始まっている。だが,それだけでなく「かつて名作を手がけた開発者が,今どこで何をしているか知りたい」という思いもあった。 第30部に登場いただいた福津 浩氏のように,表だった活動こそ少なくなっていても,重要な仕事を手がけている人達は必ずいると思ったからだ。 今回登場いただく岡田耕始氏は,「女神転生」シリーズの生みの親として,ゲーマーの間では広く知られた存在だ。だがここ数年は新作の発表などもなく,その名前を聞くことが減ってきている。まるで,自身が作り上
この記事には広告を含む場合があります。 記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。 発売から5年以上経ってなお大人気の、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。 これまで任天堂の据え置きゲーム機はだいたい5〜6年で新機種が発売されていましたが、Switchでは2022年になってもスプラトゥーン3、ポケモンSVと大作が立て続けに発売され、2023年にはゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの続編まで控えている状態。 これまでのゲーム機の歴史でもトップクラスに息の長い機種になることは間違いないでしょう。 ゲーム大好きな私もNintendo Switchを発売日の2017年3月3日に購入。 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドを皮切りに、起動しない日はないと言っていいくらいSwitchで遊び倒しています。 この記事では、そんな私がオ
「モーニング」は今年で創刊40周年。人間でいえば「不惑」の年を迎える。『40’sランドスケープ』は、各界のトップランナーにご自身の「40歳/不惑の年」を振り返っていただくシリーズ企画である。 今回インタビューに答えるのは、37歳から40歳までの2年半で、多くの問題を抱えた『ファイナルファンタジー14』を「新生」させ世界的な人気作に押し上げた、ゲームクリエイター・吉田直樹。契約社員から取締役にまで登り詰め、今なお現場の最前線で戦い続ける「情熱屋で理屈屋」らしい仕事論とは――。 (取材・文:門倉紫麻 写真:市谷明美(講談社写真部)) ※この記事はモーニング38号に掲載されたインタビューのフルバージョンです。 『ファイナルファンタジー14』とは インターネットに接続し、世界中のプレイヤーたちと冒険を楽しめるMMORPGというジャンルのゲーム。世界的に高い評価と人気を誇り、登録アカウント数は250
BEMANI特許(あるいはビートマニア特許)と俗称される特許がある。KONAMI(現・コナミアミューズメント)が1997年にリリースし、音楽ゲームブームの基礎となった「beatmania」の基本システムを請求、KONAMIがBEMANIブランドで展開する音楽ゲームビジネスの柱の一つとなっていた、日本国特許第2922509号のことだ。 この特許は1998年7月31日に出願、1999年4月に登録。日本の特許の権利期間は出願から最長で20年間と定められており、2018年7月31日をもって失効している。 BEMANI特許は音楽ゲーム分野の工業所有権(産業財産権とも。特許権、実用新案権、商標権、意匠権の総称)の代表格であり、これまでの約20年間にわたり、ゲームファン界隈の巷間でたびたび語り草となってきた。 しかし、本特許の権利範囲はしばしば誤解され、不十分な理解に基づいた語りが多く展開されてきた実情
そして、今回から新たに「メカ」が登場しました。 取り急ぎ、「メカ x 2」「エスパー x 2」でクリアしたのですが、理想は「メカ x 3」「エスパー x 1」じゃないかと。 もちろん最強キャラを作るなら人間(人間)なのでしょうが、エスパー含め育成が大変ですからね。 回復は苦手だけど、装備面で強化できるメカは何かと魅力があります。 素早さ特化型 まずは、素早さ特化型。 単体の敵には「ネコのツメ」、グループには「与一の弓(よいちのゆみ)」 力特化型 もう 1 体は力特化型です。 グングニルの槍は回数制限があるので、エスパーではなくメカに装備させないともったいないですからね。 2 体ともスピード重視だったのですが、片方を力重視に寄せました。 (お金は掛かりましたが) パーティーの反省点 ただ、いくつかの反省点もあります。
シリーズ作品は各タイトルに票が分散しながらも根強い人気 ナンバリングタイトルだと票が分散してランキング上位に入るのが大変な印象がありましたが、結果TOP3はゴリゴリのシリーズものでした。 TOP3のシリーズ作品がTOP100以内に何個あるか数えてみました。 ゼルダ 5作品 ドラゴンクエスト 10作品 ファイナルファンタジー 10作品 FFは完全なナンバリングタイトルのみ。ドラクエは1つだけ「ドラゴンクエストビルダーズ2」が入ってましたけどそれでもナンバリングタイトルが9作品(つまりドラクエ1,2以外が全て)入ってました。 その他にも、ポケットモンスターが9作品、マリオ関連作品も9作品入ってます。マリオはドクターマリオやマリオカートなども入っての9作品ですけど、その中で一番人気がマリオ3だったのは意外でした。マリオカートかなと思ってたので。 そういえばロックマンが1作品も入ってないことに気づ
『ダンジョンエンカウンターズ』は、東京ゲームショウ2021 オンラインで、スクウェア・エニックスの隠し玉として予告なく発表された。 発表から発売までがたったの2週間であったことや、ともすると80年代のPCゲームを彷彿させるほどの画面構成のシンプルさなどから、「あのスクウェア・エニックスが、なぜインディーのようなゲームを?」と大きな話題を呼んだ。 だからネットを駆け巡っていた声の多くは、このゲームがあまりにもプリミティブに見えるため、はたしてどれだけ楽しめるものかという、いささか疑念めいたものだったように思う。 ところが、この異様なまでに装飾要素を削ぎ落としたダンジョン探索型RPGは、ゲームショウの会期が終わるころには、先行してプレイを体験した、ファミ通を始めとする各メディアから絶賛を受けることになる。
『FFXIV』リターン・トゥ・イヴァリース完結記念! 秘話満載で贈る松野泰己氏&吉田直樹氏特別対談【電撃PS】 『ファイナルファンタジーXIV(以下、『FFXIV』)』のアライアンスレイドシリーズ“リターン・トゥ・イヴァリース(以下、RTI)”――。『ファイナルファンタジータクティクス(以下、FFT)』や『ファイナルファンタジーXII(以下、FFXII)』の舞台である“イヴァリース”を『FFXIV』の世界観にマッチさせたRTIは、物語やバトル、景観などなどひっくるめた総合的なクオリティの高さが話題を呼び、世界中で大きな反響を生みました。 これまで電撃オンラインでもいくつかの記事を掲載してきましたが、今回はある意味、RTIの締めくくりとも言える企画。ゲストクリエイターとしてRTIの制作にかかわった、“イヴァリース”世界の産みの親である松野泰己さんと、『FFXIV』プロデューサー兼ディレクター
内なる“怒り”が新生FFXIVを作った――不定期連載「原田が斬る!」,第6回は「ファイナルファンタジーXIV」吉田直樹氏に聞く,MMORPGの過去と未来 編集部:Nobu 編集部:touge カメラマン:佐々木秀二 1234→ 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第6回をお届けする。原田氏が今回のお相手に選んだのは,「ファイナルファンタジーXIV」(PC / Mac / PS4)のプロデューサー兼ディレクターである,スクウェア・エニックスの吉田直樹氏だ。 4Gamerの誌面には幾度となく登場しているお馴染みの二人ではあるものの,共にMMORPGの黎明期を知る両者のトークは尽きることがなく,かつて駆け抜けたブリタニアやノーラスの思い出や,果てはゲーム業界の今昔にまで話は広がっていった。本稿では,スクウェア・エニックスのインタビュールームから始まり,その後の
家庭用ゲーム機で発売された ウィザードリィ そんなチェックリストにどうぞ 私はウィザードリィが大好きです しかし、最近はほとんど遊んでいません 自分へのご褒美として、 何本かキープはしているのですが そのタイミングが一切無いので、 ついつい後回しにしてしまいます。 そんな時、疑問に思いました ウィザードリィをどのくらい持っていて ウィザードリィをどのくらい持っていないのか?と。 いつの日か、全て集めたいと思っています ももクロのDVDを全て集めたいように retogenofu.hatenablog.com ファミコンのゲームを全て集めたいように retogenofu.hatenablog.com ウィザードリィを全て集めたいです そんなチェックリストを作りましたので、 私と一緒に楽しんでください 持っているゲームは、 過去に書いた記事を張っておきますので、 購入の参考にして貰えると幸いです
平成ゲーム史まとめ。30年間を年表とコラムで振り返る 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 副編集長:noguchi 編集部:松本隆一 ライター:奥谷海人 ライター:大陸新秩序 ライター:箭本進一 ライター:西川善司 ライター:御簾納直彦 ライター:徳岡正肇 ライター:津雲回転 ライター:宮崎真一 ライター:板東 篤 ライター:稲元徹也 ライター:金井哲夫 ライター:相川いずみ ライター:Kano13 ライター:男色ディーノ ライター:本地健太郎 ライター:馬波レイ ←123456789→ 平成元年(1989年) 1月7日 昭和天皇崩御 1月8日 元号「平成」が始まる 2月9日 PCエンジン版「ネクタリス」発売 2月28日 富士通,CD-ROMドライブを標準搭載パソコン「FM TOWNS」を発売 2月28日に富士通から世界初のCD-ROMドライブ搭載PCとして発売された「FM TOWNS」。発
ゲームの面白さを生み、より高めるための法則とは?──『カービィ』『スマブラ』の生みの親・桜井政博氏による研究の集大成となる講演をWeb上に再現【若ゲのいたり・特別編】 「カービィ」シリーズや「スマブラ」シリーズをはじめ、数々の作品を手がけるゲームクリエイター・桜井政博氏(@Sora_Sakurai)は、国内外問わずゲーム開発者向けに講演を行なっている。 そのテーマは……「ゲーム性について」。 この講演は、「1つでも多く、ユーザーに愛されるゲームが生まれて欲しい」という想いから、自身のゲームデザインのノウハウを惜しみなく伝えているもので、ゲーム開発に携わる人間なら、ぜひ会得しておきたい内容である。 じつは『若ゲのいたり』第六回の取材時に、幸いにも田中圭一先生&電ファミ編集部は、桜井氏にご講演いただく機会を得ることができた。受講した我々は、「より深いゲームへの理解は、ゲーム業界の関係者だけでな
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