ほかのどこでも見られない謎の文字で記され、何語で書かれているのか何が書かれているのかも不明な古文書「」。本文と関係あるのかすら不明な色鮮やかな多数の不可解な挿絵の魅力もあり、1912年にイタリアで発見されて以来、古書マニアや暗号マニアの心をくすぐり続けてきました。 これまでこの「」は14世紀から16世紀ごろに作成されたと考えられてきたのですが、で行われたにより、その年代が特定されたそうです。 詳細は以下から。 「」は1912年、ローマ近郊のモンドラゴーネ寺院で発見され、発見者である古書商にちなんで「」と呼ばれています。ヴォイニッチは謎の手稿の正体を突き止め内容を解読しようと奔走したのですが、発見から18年後に亡くなるまで、その内容はおろか年代すら突き止めることができませんでした。 手稿はラテンアルファベットに似た文字や、既知のどんな文字にも似ていないような文字の混じった特殊な人工文字によっ