「ヒジヤマさんの背筋が凍った瞬間」は、比治山大学短期大学部美術科「マンガ・キャラクターコース」で客員教授を務めているこうのが授業用に執筆したもの。授業内容は、ゼノンのマンガオーディションを題材に自ら作品を描き、出来上がるまでの過程を生徒たちに見せるというものだった。 月刊コミックゼノン5月号には作品とともに、授業で使用したサブテキストも掲載。原案プロット、キャラクターデザイン、ネーム、下書き、ペン入れ、仕上げと、作品の執筆工程が順を追ってわかる貴重な資料は必見だ。
2月11日より、フランス・パリにある欧州最大の国立現代美術館ポンピドゥー・センターで「Planète Manga!」(「マンガの惑星」)と題したイベントが開催されている。「Planète Manga!」は、アジアのマンガ文化を紹介するというコンセプトのもと、ワークショップとアニメーション映画の上映を中心とするイベントだ。日本の京都精華大学や女子美術大学などの協力の下、「4コママンガ制作」や「同人誌制作」といったマンガに関連したものから、「殺陣の実演」や「紙芝居体験」など、日本文化を体験するワークショップが行われ、春休みや修学旅行中の小中学生を中心に楽しませた。また、萩尾望都、竹宮惠子、こうの史代といった3人の大物女性マンガ家たちそれぞれの講演も開催されるなど、盛り上がりを見せている。そんなフランスにおける “日本ブーム”を、マンガを中心とした文化的な側面から感じることができる当イベントを訪
× 353 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 53 10 64 シェア 「この世界の片隅に」は太平洋戦争中の広島県呉市を舞台に、北條家に嫁いできたすずが、新しい環境と暗い時代の波にとまどいながらも朗らかに生き抜こうとする姿を描く。漫画アクション(双葉社)にて2009年まで連載され、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。 キャストは北川のほか、すずの夫・周作役を小出恵介、周作の元恋人役を優香、すずの初恋の相手役を速水もこみち、すずの義姉役をりょうが務めると発表された。 ドラマは日本テレビ系にて、8月5日21時から放送される。 北川景子コメント ●このドラマに出演されることについて 最初にこのドラマの出演のお話を頂いた時はとても驚きました。テレビドラマで時代物の作品はかねてから挑戦してみたいという気持ちはありまし
ベストセラーとなっている「吉原花魁日記」を読んだ。いやはや強烈な一冊だ。 作者は森光子という人だが、ジャニーズ好きのでんぐり返り大女優のほうではない。大正13年に19歳で吉原に売られた花魁のリアル日記である。大正15年に、柳原白蓮(筑紫の女王とか大正三美人と呼ばれた歌人。マンガみたいなすごい経歴のオーナー)に認められて、日記が出版。当時も大きな波紋を呼んだのだそうな。 光子はこの日記と続編の2冊を出しているが、その後の消息は不明。この本の著作権継承者も不明となっている。 花魁というと、華やかな感じがするが、つまりは女郎である。群馬の田舎に住む貧しい家の少女が、周旋屋(ブローカー)に「酒のお酌でもしていれば、こんな田舎とは比べ物にならないほどいいメシが喰えて、いい着物が着られる。とっても楽な仕事だよ」と、言いくるめられて吉原に売られるところから始まる。もっとも、親の多額な借金でもはや身動きな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く