・はだしのゲン ・アドルフに告ぐ ・ねじ式 あと一つは?
シリーズ累計発行部数70万部を突破した、「図書館に行きたくなる!」と話題の図書館お仕事漫画『税金で買った本』。 5月8日(月)には、最新7巻とともに、『税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本』も発売された本作の原作者・ずいのさんに、本作の成り立ちから今後の展開まで、メールインタビューにてお聞きしました! 税金で買った本(1)(第7巻まで発売中) 原作:ずいの、漫画:系山冏 発行所:講談社 発売日:2021年12月 価格:726円(税込) ISBN:9784065261682 小学生ぶりに図書館を訪れたヤンキー石平くん。10年前に借りた本を失くしていたことをきっかけに、あれよあれよとアルバイトすることに! 借りた本を破ってしまった時は? 難しい漢字の読み方を調べたい時は? ルールに厳しくも図書を愛してやまない仲間と贈る、読むと図書館に行きたくなる図書館お仕事漫画、誕生
テレビ朝日系列で放送されているバラエティ番組『アメトーーク!』にてお笑い芸人の麒麟・川島明がオススメしたことをきっかけに大きな注目を集めている『税金で買った本』。講談社の青年マンガ誌「ヤングマガジン」で連載中の、原作ずいの、漫画系山商作による、お仕事ものの図書館マンガだ。 「図書館から借りた本が破れた場合、利用者がセロテープで勝手に修復して返却してはダメ」といった一般人にはあまり知られていない「図書館あるある」を描いた作品だが、図書館サイドからはいったいどう見えているのか。 市役所勤務から図書館業界に入って鹿嶋市と塩尻市にて図書館長を務め、『行政マンとして図書館員が忘れていること』などの著作を持つ内野安彦と、ピッツバーグ大学で図書館・情報学修士号を取得し、公共図書館運営のアドバイザリー業務や大学で司書課程の講師を務め、『ライブラリアンのためのスタイリング入門』を著した広瀬容子に訊いた。 図
2022年4月15日、米国図書館協会(ALA)のグラフィックノベルス&コミックスラウンドテーブル(GNCRT)が、図書館におけるマンガの検閲に関する委員会を、2月に新設したことを発表しました。 図書館におけるマンガに関する禁書・問題・検閲への備えや対応に焦点を当てる委員会であると述べられています。教育関係者、図書館職員、管理職、図書館関係の学生、公共・学術・学校図書館といった全ての人を対象に、これまでに経験したマンガに関する課題、課題に対応するために必要なリソース・知識・論点・コミュニティのサポート等についての情報提供を求めています。 GNCRT seeks information about censorship of comics in schools and libraries(ALA, 2022/4/15) https://www.ala.org/news/member-news/
4月下旬に宝達志水町まんが図書館が開館する町広域勤労青少年ホーム(北川尻)で23日、過度な暴力、性的、反社会的な表現がある漫画本の撤去作業が行われた。利用する子どもに配慮し、4万5千冊のうち1割程度を除外する計画だったが、最終的には「最小限の制限」にとどめ、約300冊を撤去した。 町教委と指定管理者となる「宝達スポーツ文化コミッション」の計8人が約2時間かけ、少年・少女漫画、青年・レディース本を選別した。明確な除外基準はなく、関係者が相談しながら過度に性的描写の多い本を中心に取り除いた。 「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」「進撃の巨人」「ゴルゴ13」「北斗の拳」など過激な描写があっても除外しなかった本も多く、町担当者は「さまざまな漫画に触れることで学べることは多い。できる限り陳列した」と話した。撤去した漫画は廃棄される。
●先行地はエヴァも制限 宝達志水町が4月に開設する北陸初の公立まんが図書館で、町は10日までに子どもに配慮し、過度な暴力、性的、反社会的な表現がある漫画を陳列しないことを決めた。町は4万5千冊のうち1割程度を除外対象とする予定だが、同様の施設を持つ全国の自治体で制限されている「ゴルゴ13」「ルパン三世」「進撃の巨人」は閲覧できる。「有害図書」の明確な線引きはなく、どの漫画を陳列するか制限するかの判断は意見が分かれそうだ。 ●ルパン、鬼滅も○ まんが図書館は、宝達志水町北川尻の町広域勤労青少年ホームに開設される。23日に書棚91基に並べた少年・少女漫画、青年・レディース本から有害図書を選定する。町職員は「相談しながら子どもに見せていいか判断する」と説明する。 出版当時は差別用語でなかった言葉が出てくる「ブラックジャック」や、町ゆかりの末森合戦が描かれた「花の慶次」も陳列される予定だという。
《この記事は約 25 分で読めます(1分で600字計算)》 HON.jp News Blog 編集長の鷹野が、年初に公開した出版関連動向予想を検証しつつ、2021年を振り返ります。 2021年概況 出版科学研究所「出版月報12月号」によると、2021年1~11月期の紙の出版物推定販売額は1兆1049億円で対前年比0.4%減。コロナ禍前の2019年1月~11月期からは2.2%減となっています。上半期はプラスで推移したものの、下半期はマイナスが続いているとのこと。 12月の数字はまだ締まっていませんが、2021年の着地は1兆2100億円台、対前年比約1%減の見込みです。前年実績から計算すると1兆2114億円前後となります。紙の書籍は約2%増と2006年以来15年ぶりのプラス、雑誌は約3%減となる見込みです。同じく前年実績から計算すると、書籍が6794億円前後、雑誌が5409億円前後となります。
マンガ『夜明けの図書館』完結記念インタビュー 協力:『夜明けの図書館』作者・埜納タオ(ののうたお) 監修者・吉田倫子(よしだみちこ) 編集・聞き手:関西館図書館協力課調査情報係 2010年11月に連載を開始した『夜明けの図書館』が,2020年11月に完結を迎えた。公共図書館でのレファレンスサービスをテーマとしたマンガであり,「暁月市立図書館」の新米司書「葵ひなこ」を主人公とし,利用者の様々な疑問・ニーズを出発点に「本と人」「人と人」をつなげていく様子が描かれている。また,同作品は,2020年の第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で,審査委員会推薦作品の一つに選出された。10年にわたる連載は完結したが,2021年1月30日に加西市立図書館(兵庫県)でのトークライブイベント,2021年2月17日には第7巻(最終巻)刊行を予定している。完結を記念して,作者の埜納タオさん,監修者として司書の立場
インターネットの掲示板で「なぜ日本の図書館には漫画が置かれていないのか」という質問があった。 この問題は,私も不思議に思っていた。例えば,最近の大ヒット作である「鬼滅の刃」が図書館に置いていないというのは全く解せない。一見「悪いやつ」と思えるやつが「いいやつ」であるという人間の多面性,鬼となった者達が抱えてきた修羅の人生を走馬灯のように描ききる視点,鬼退治という共通の目的をもちながらも人間関係に悩みを抱える主人公・・・などなど子どもにとって意味のあるストーリー,展開のてんこもりで,情操,社会教育に極めて有益な作品のように思えてならない。 なぜこんな良い本が図書館から排除されているのか? 「漫画」を図書館に置いてはいけないという法的根拠はない 結論から言えば「鬼滅」を含むコミック漫画を図書館においてはいけないという法的根拠は存在しない。おそらく,各自治体の条例でもコミック漫画を図書館から排除
不登校の子どもを支援する浜松市東区のNPO法人「ドリーム・フィールド」がこのほど、同区天龍川町の事務所敷地内に「子どもマンガ図書館」を開設した。大山浩司代表(57)は「子どもたちが安心して訪れ、小さなSOSを発信できる居場所にしたい」と語り、気軽な利用を呼び掛ける。 開設のきっかけは、不登校の女子中学生との出会いだった。少女が何よりも興味を示すのが漫画で、読み出すと一日中没頭した。大山代表は、少女の複雑な家庭環境を考えながら「彼女にとって漫画は現実逃避の一つの手段かもしれない」と感じた。「同じような子どもはきっとたくさんいる。こだわりが強く学校になじめない子のいろんな受け皿があるべき。そこで成長の手掛かりを見つけたい」と建設を決めた。 約10平方メートルの図書館には約3千冊の漫画が並ぶ。冒険やファンタジー、恋愛などジャンルはさまざま。クラウドファンディングで資金を募り、漫画購入費などの一部
近畿大学アカデミックシアター:“知の実験劇場”の取組み 近畿大学アカデミックシアターは,近畿大学(近大)の建学精神である「実学教育」と「人格の陶冶」を礎に,人間のあらゆる知的好奇心を揺り動かす“知の実験劇場”として2017年4月に開館した。そのコンセプトは「文理の垣根を越えて,社会の諸問題を解決に導くための学術拠点」「従来の大学図書館にない,まったく新しい考えをもった図書館の創出」である。本稿では,アカデミックシアターの建物構成や主な取組みについて述べる。 アカデミックシアターは1号館から5号館が融合した建物となっている。1号館には語学関連のエリアがあり,TOEIC等の語学試験対策のための資料や多読本を約1万4,000冊,映画などのDVDを約2,000点配架している。また留学生と文化や語学の交流が可能なインターナショナルラウンジも設けた。2号館には,文理融合・企業連携イベントを実施する35
【関西の議論】近畿大が作った「マンガ図書館」、蔵書2万2千冊…4年連続志願者数日本一が狙うドンデン返しとは 平成29年度の志願者数が4年連続日本一となった近畿大学(大阪府東大阪市)が、また新たな話題を提供している。約2万2千冊ものマンガを所蔵する新図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」の開設だ。かつては「マンガは勉強の敵」ともいわれていたが、そんな常識を逆手に取った『ドンデン読み』と呼ばれる新たな学習法を提案。「活字離れが進む学生たちに読書の魅力を伝えたい」と大学関係者は意気込んでいる。(香西広豊) 「犯人はこの中にいる」などテーマにもこだわり ビブリオシアターは4月6日、東大阪キャンパス(同市小若江)の新エリア「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」の中核施設として開設された。1階は学術書や一般書が中心だが、2階にマンガ本をそろえた「ドンデン」と呼ば
「天才バカボン」も学問に通ず-。大阪府東大阪市の近畿大学に今月、蔵書約7万冊のうち、漫画が約3割を占める図書館が新設された。大学によると、これほどの漫画をそろえる大学図書館は全国でも珍しい。図書館は「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」。現在ある中央図書館の分室として東大阪キャンパスに造られ、全面ガラス張りの2階建て。1階は学術書や一般書が中心で、2階に古典や新書とともに約2万2千冊の漫画を置いている。 蔵書の選別や配置は、編集工学研究所(東京)の松岡正剛所長が手掛けた。1階33個、2階32個ある書棚では、著者や学問分野別に本を並べる一般的な図書配置はせず、各棚に掲げられたユニークなキーワードの下、松岡所長が「つながり」を感じた漫画本や活字本が一つの棚に同居する。 「笑いとオチの現象学」と銘打った棚には約2千冊を収容。赤塚不二夫さんの代表作「天才バカボン」や、吉田戦車さんの「伝
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