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ブックマーク / kaze-no-katami.hatenablog.jp (123)

  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 15 - 風のかたみの日記

    8.「♩...♩...」ニッカは必死にリズムを刻んだ ナッパは正門脇にある自転車置き場の前で待っていた。『いやあ、お待たせしてゴメン。さあ行きましょうか』と言おうとしたクマは、彼女の隣にニッカが立っているのを見て、思わず言葉に詰まってしまった。 「ニッカが付き添いで来てくれるって。」ナッパは嬉しそうに言った。 アガタはクマの不運を笑いながら行ってしまい、てっきり彼女が一人で来るものと信じ込んでいたクマは、仕方なしに二人を促して歩き出した。 尤も考えてみれば、いくら同級生とは言え、男子ばかり屯している場所に女の子一人で行く事に不安を覚えるのは至極当然の事であった。しかし人生経験の浅いクマは、そこまで読み切れなかったのだ。 『何か話さねば』この機会にナッパとの距離を少しでも縮めたいと焦るクマの前には、お馴染み「インケングループ」の見えない壁が立ちはだかり、彼を拒んでいるかのように二人はケラケラ

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 15 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/30
    今思えば、ナッパはヒロインなのに感情移入できないのは、ドラゴンボールのナッパのせいかも…w
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 14 - 風のかたみの日記

    7.「ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ」アガタは迫力ある顔にものを言わせた (2) ナッパとの夢の合同練習当日、クマはアガタの家へ行き、彼が知り合いから引っ掻き集めてくれたギターアンプ類を二人で、センヌキの父親から分捕った感のある「上野毛NAPスタジオ」までバスに乗って運んだ。 途中、車内でタンバリンを3度も落として思わぬ大騒音を立て、その度に他の乗客から睨み付けられた。いつの世も凡人達は芸術家に冷たい。 漸くセンヌキの家に着くと、もう既にナッパから電話が架かった後だった。 「あれえ、学校に寄って来なかったの? ナッパさんにはもうオタクが行ってるって言っちゃったよ。」 「だってアンプが重くて、とても学校なんか寄れないよ。」 「すぐ迎えに行って。」 センヌキとクマが玄関で話していると、二階から聞き覚えのあるイヤラシイ声が聞こえた。 「俺が行こうか。」なんと何処で嗅ぎつけたのか、アグリーが風邪を

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 14 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/29
    登場人物が分かり易いと感情移入しやいです~^^ありがとうございます~♬
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 13 - 風のかたみの日記

    7.「ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ」アガタは迫力ある顔にものを言わせた (1) クマ達はその日、機関誌「DANDY・最終号」編集の為、試験休み中にも拘らず登校した。一番最初に教室に着いたクマは、女子が数名いるのを見て一瞬驚いたものの、すぐに『春休みのクラス合宿の打ち合わせだな』と納得し、何か世間話でもしようかと迷っているうちに、いつの間にか彼女達に背を向けて座っている自分に、相変わらずの不甲斐なさを感じた。否、それ程までに「2-4インケングループ」は、彼の侵入を頑なに拒んでいるかの如く、冷たい雰囲気を辺りに漂わせていたのだ。 ところが、彼がおもむろにボールペン原紙を取り出そうとした時、突然ナッパを始めニッカ、ホナミといった連中が詰め寄って来た。クマは差し迫った危機感に生唾を飲み込んだ。『何だ、何だ、俺は別に何も悪い事はしていないもんね・・・』 「あのう、歌の伴奏はどうなっているんですか?

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 13 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/28
    未だに名前が覚えきれないので、出だしに登場人物表記あっても良いような気がします。
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 12 - 風のかたみの日記

    6.「月の法善寺横丁?」クマは首を傾げた 四月から3年生へ進級にあたり、学校側は卒業後の進路に合わせたクラス編成を行う為、「進学」「就職」、そして進学組は「国公立」「私大」の四年制、短大、また夫々理系、文系別の志望調査を行った。 出来れば一日も早く数学と縁を切りたいと切望していたクマとアグリーは、迷わず、とはいえ学費の問題もあるので、無論保護者と相談の上、私大文系を選択した。入試は三教科となるが、英語に自信を持っていたクマには、ある程度勝算があった。因みに当時の私大文系の費用の相場は、受験料1万円、学費年間25~30万円程度、その他入学金として数十万円だった。 センヌキは突然「東大に入りたい。」と宣言、国立文系を選んだ。その理由はといえば、「とにかく東大に入りさえすれば、将来一流企業の何処かには就職出来るはずだから、学生時代一番遊べるのは何と言っても、やっぱり東大だ。」という彼らしく世の中

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 12 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/27
    当時の4大の授業料が安い…w今もそれくらいにしてくれたら助かる学生が多いのに…
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 10 - 風のかたみの日記

    4.「許せない!」クマはジェラシーの炎に身を焦がした (2) 投稿された「悲しい夢」に対する『夢判断』を、アグリーは次のように「DANDY」に書いていた。 天国の花園より夢見る少女へ・・・ 若い日々の一つの愛は、 あなたを今まで行ったことの無い所へ連れていってくれる 愛を与える為愛に生き、愛に生きる為、 あなたは愛の化身となる。 夢は眠りの為にあり、愛は涙を流すことの為に・・・。 そして愛とは愛されたいと願うこと。 恐れと涙の伴わない愛は真の愛ではない。 with Love   DAY DREAMER 『何なの、これは』刷り上がった紙面を見てクマは激しく怒った。『何が with Love だ。 何処が判断だ。これは公私混同だ。だいたいやり方が汚いじゃないか』 その上アグリーが、その投稿を自分の家に持って帰ってしまった事も気に入らなかった。クマは決して変態趣味ではないが、それがもしナッパの物

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 10 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/25
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 9 - 風のかたみの日記

    4.「許せない!」クマはジェラシーの炎に身を焦がした (1) フェアウェル・コンサートへの出演依頼に対するナッパの回答は、直接伝えられる事はなく、アガタが何処からかクスねてきた郵便受を、教室の壁に取り付け「DANDY」 投書箱と書いた中に入っていた。 最初にそれを取り出したのは、その時点では未だ正式な編集部員ではなかったアグリーだったが、その時彼は返事が入った封筒とは別に、折りたたんだ便箋を見つけた。そしてそれは前週から 「DANDY」が始めた『夢判断』に寄せられた「夢」であった。 『夢判断』とは言うまでもなくG.フロイトの著書だが、「DANDY」では自分が見た「夢」をクラスメイトから募集し、独断と偏見で勝手な分析を加え紙面に発表する、という触れ込みの企画であった、 しかし尤もその頃、編集部でフロイトを読破した者などおらず、辛うじてクマが、Eフロムの『夢の精神分析ー忘れられた言語ー』に目を

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 9 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/24
    ジェラシーって色恋以外にも出て来るから厄介なんだよね…w
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 8 - 風のかたみの日記

    3. 「私は怒っています」ナッパは電話の向こうで泣いた (3) 話が少し遠回りした。機関誌 「DANDY」 の編集が毎週木曜日の放課後に行われている事は既に述べた。そんなある日、現国のテストの答案が返って来た。教員チカン清水は教壇から1人ずつ名前を呼んで返却するのだが、ナッパの時、何を思ったか如何にも嬉しそうに「今回クラスで1番。」と、皆に聞こえるよう大きな声で言い放ったのだった。 一瞬教室にはある種の違和感が漂い、皆が沈黙した。別に妬みや羨望のせいではない。清水教員がそんな事を言うのは今までなかったからだ。ナッパは恥ずかしそうに受け取って席に戻り、皆も我に返ったように拍手した。 早速、その日の 「DANDY」編集では=紙面にまだ余白があったのが一番の理由だが=、センヌキを中心にアガタ、クマの三人で、「S教員との対話」と題し、チカン清水とナッパのスキャンダラスな関係、その他教員の糾弾や揶揄

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 8 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/23
    恋愛って当事者本人しか分からない事って多いよね…
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 7 - 風のかたみの日記

    3. 「 私は怒っています」ナッパは電話の向こうで泣いた (2) 『五行 ①中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の五つの元気。万物組成の元素とする。』(広辞苑第六版より抜粋) 現国の教員、チカン清水は、中間、期末といった定期試験の他、時折予告、又は抜き打ちで行うテストの他、あまり教科書にはとらわれず、生徒達に題目を提示しては、さかんに文章を書かせた。 それは「現代国語の授業の最終目標は、とにかく文章を書けるようになる事」という彼独自の持論に依るものであり、制限時間内に書き上げるトレーニングとしては授業中、またテーマを深く掘り下げる場合は宿題という形をとっていた。 物を書く事にあまり抵抗のないクマ達にとってはウエルカムであったが、しかし問題はその作文の評価の仕方だった。 試験やテストならば100点満点方式で採点される為、結果は判り易くクレームも付けづらい。

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 7 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/22
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 6 - 風のかたみの日記

    3.「私は怒っています」ナッパは電話の向こうで泣いた(1) メガネユキコは同い年ながら、分別のある言動や日頃の立ち振る舞い等から何処かしら年上のように見え、クマ達もごく普通に会話が出来る数少ない女子の同級生で、2年4組の学級委員でもあった。 彼女はまた所謂姐御肌らしく、時折女の子数人と申し合わせては、駒沢にある馴染みの「あんみつ屋」へ雑談をしに行く事から、非公式なメモ等では自ら「安 美津子」というペンネームを使用していた。 そしてセンヌキは何故か誰にも相談する事なく秘密裏に、この「お姐様」にフェアウェル・コンサート出演を依頼して、あっさり断られていた。しかし悪事は直ぐに露見するもので、この事実が瞬く間に判明したのは、メガネユキコ人がクマに電話をして来たからだった。 彼女はそこそこ成績も良くズケズケ物も言ったが、傲慢なところは殆ど無く誰とでも気さくに話す。その日は開口一番「ねえクマさん。セ

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 6 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/21
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 5 - 風のかたみの日記

    2.「僕達は週刊DANDYを発行します」編集部一同が宣言した (2) 一方コンサートの方は「2-4 フェアウェル・コンサート」と名をうって機関紙『DANDAY』の紙面を借りPRが始められた。尤もどちらも同じ仲間内での企なので、すべからく自画自賛の世界であった。 例えばクマが書いたキャッチコピー、「ウッドストック、バングラデシュに並ぶ愛と平和と音楽の祭典」とは、幾ら冗談とはいえ、あまりにも大袈裟で馬鹿げたフレーズであり、「あ~ら奥さん 『フェアウェル・コンサート 』ってご存知?」「そりゃ知ってるわよ、お隣でもその話でモチキリよ」「なんたって『フェアウェル・コンサート』 だからして」はアグリー持ち前のハイプな感覚の極致と言えた。 また教室の壁にある掲示板には、クマやアグリーが自宅での学習時間を惜しみなく割いて描いたポスターが貼られ、それによれば祭典の日時は、1974年3月25日、終業式終了後。

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    A---chan
    A---chan 2020/05/20
    登場人物のニックネームが良いですよね~w
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 4 - 風のかたみの日記

    2.「僕達は週刊DANDYを発行します」編集部一同が宣言した (1) 年が明けて1974年1月、その機能的外観から「軍艦島」と呼ばれた三菱端島炭鉱閉山のニュースが巷に流れていた。 それとは全く何の関係も無く、深沢全共闘、兼新聞委員のアガタの発案のもと週に1度、2年4組内に限って機関誌を制作、発行する運びとなった。 全共闘とは言っても、所謂学生運動のピークは既に過ぎており、学内にその流れを汲む3年生が数名いて、ヘルメットにタオルの覆面というお約束の装束に身を包み、入学式等に出没してはビラを配ったりする他は、特に目立った活動はなかった。そしてその連中の拠点が新聞委員会の部屋だった。 因みに、校則では一応制服を定めていたが、生徒の大半は着用せず、主流はVANやKENTに代表されるアイビールック。それ以外の者はパンタロン(当時ベルボトムという言い方はしなかった)のGパンに長髪というスタイルで登校し

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    A---chan
    A---chan 2020/05/19
    全共闘時代や、学生運動時代と聞いてピンとはこないんんですよね…w
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記3 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (3) アグリーのソロアルバム制作は手持ちのオリジナルがまだ数曲残っていたが、写真撮影など開始時に無用な時間を浪費し過ぎた為、結局4曲を録音して年の瀬を迎え時間切れとなり、取敢えず終了した。 残りは後にアグリーとセンヌキ二人でベーストラックを録り、アグリーがそのテープとカセットデッキを持ってクマの家を訪ね、リードギター、ボーカル等をダビングする形が採られることになる。 何はともあれ、これまで学校で偶にしか一緒にギターを弾くことがなかった三人は、初めてそこで正式にバンドを組む事にしたのである。バンド名はI,S & N。妙に凝った名前を付けるより、自分達の名字の頭文字を並べただけの方が渋い。との理由であるが、どう考えても当時クマ達が心酔していたアメリカのスーパーグループC, S, N & Y (クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング)の模

    青春浪漫 告別演奏會顛末記3 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/18
    この年代にはありがちな不純な動機かもしれませんが、あるあるのような~w
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 2 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (2) レコーディングごっこであるからして、当然スタジオで録音するわけではない。その頃の彼等の小遣いでは学用品を除き、月々LPレコード1~2枚とギターの弦を買う位が精一杯で、レンタルスタジオを借りる余裕など無かった。尤もスタジオ自体、当時はそれ程一般的ではなく数も限られていた。 だが、エレクトリック・ギターをアンプに繋げば大きな音が出る。という点ではプロフェッショナルもアマチュアも違いはない。騒音をまき散らす近所迷惑なギター小僧が、先ずしなければならない事は演奏する場所探しである。 すると幸運にも大学教授をしているというセンヌキの父親が、自宅二階にある20畳程のリスニングルームを、唯単にレコードを聴くだけでは飽き足らなくなった、苦悩する若き芸術家の卵達に開放してくれたのだった。 20世紀最大のメロディーメーカーになる予定のアグリーの処女作の

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 2 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/17
    最初のスタートもモチベが上がらないとは…ww
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 1 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (1) 国道246号線、通称玉川通りは世田谷区駒沢を過ぎると多摩川に向かってだらだら坂が続く。その途中、深沢八丁目のバス停から駒沢通りへと抜ける桜並木の道沿いに東京都立深沢高校はあった。 創立から僅か10年足らずの新設校で、都立高校の中では中程度のレベルでありながら、学校群制度が導入されて以降、現役の大学合格率は低下の一途を辿り、生徒の多くは「一浪」さえすれば、といった一種の諦め感にも似た漠然とした不安と、黄昏行く青春に対する淡い期待の中にいた。 そして1973年、円はついに変動相場制に移行し、OPECの原油価格引き上げによる第一次石油危機の嵐が吹き荒れている頃、彼等は高校2年生。 無知で無邪気で恐ろしい程純情で、それでいて妙な自信だけは持っている17歳だった。 その年も押し迫った12月、上野毛のセンヌキの家にクラスメイトのアグリーとクマが

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 1 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/16
    コンサートをやらないかという一言で、いろんな事が一気に動き出した感じですね。
  • 連載開始のお知らせ - 風のかたみの日記

    改まって告知する程の事ではないが、以前から考えていた企画を実行しようと思う。実を言うと私には、この「風のかたみの日記」の他に別IDで2016年から始めた創作小説を掲載するブログがある。 だが全く何の予備知識も無いまま見様見真似で「はてなブログ」に立ち上げたものの、読者登録は知人ただ一人。アクセスも無ければ、当然「はてなスター」、ましてや「はてなブックマーク」等にお目にかかる機会もなく、ひっそりと開始し、誰にも知られず終了した。 勿論、内容が稚拙であった事は否定しない。それでも自分で言葉を紡いだ物語ではあるし、何とかして多少なりとも陽の当たる場所を与えてやれないものかと常々考えていたのだ。 因みにこの小説というのは大学1年の夏休み、暇を持て余していた私が、ある事情から急遽書き上げたもので、題して「青春浪漫 告別演奏會(フェアウェル・コンサート)顛末記」。1973年12月から翌年3月までの高校

    連載開始のお知らせ - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/15
    連載開始と聞くと気になってしまいますね~♬ちょっと楽しみ
  • こんなのあり? - 風のかたみの日記

    先だってひつじ (id:nyanteicafe)さんと二日間に渡り、サイモンとガーファンクルがソロになって以降の曲をYouTubeで紹介し合うというコラボレーションを行った。 実はその際私は、以前から気になっていた事を思い出してしまった。それは所謂「パクリ」=「盗作」問題である。 何と私が崇拝してやまない稀代のソングライターであるところのポール・サイモンの作品をパクった輩がいるのだ。それも日ではかなり著名な音楽関係者なのである。 先ず有名なところでは「いずみたく」という人がパクった作曲したらしい「夜明けのスキャット」なる歌がある。これがもろサイモンの「Sound of Silence」である事はもはや公然の秘密だ。とにかく聞いて頂きたい。 Simon and Garfunkel - The Sound of Silence (1966) 夜明けのスキャット 由紀さおり あまりの類似性にた

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    A---chan 2020/05/12
    似ている…と盗作の境界線は難しいですよね…
  • 一枚の写真 - 風のかたみの日記

    その昔、クレジットカードのCMに「出掛ける時は忘れずに」というキャッチコピーがあった。世界中で通用するという薄っぺらいプラスチック製の板切れさえ持てば、それだけで事足りると謳ったものだろうが、今やスマートフォンがそれに取って代わろうとしている。 勿論スマホの機能はそれだけに止まらず、来の目的であった筈の「電話」は隅に追いやられ、出来る事はある意味無限大とも言っても過言ではない。 そのような中で、ガラケイの時代から備わっていた「カメラ」は進化し続け、解像度等の基的スペックの向上はもとより、各種アプリとの組み合わせによる様々な画像処理等、単体のデジタルカメラに一歩も引けを取らないところまで来ている。 かく言う私も常にスマホを持ち歩き、カメラもよく利用しているが、今回、今週のお題「カメラロールから1枚」を書くに当たって、先ず自分の iPhone を覗いて驚いた。そこには何と「写真:5,387

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    A---chan 2020/05/08
    最近、学生時代に流行っていたスポーツカーをたまに見ると哀愁を感じます。
  • GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 2) - 風のかたみの日記

    第2回 ART GARFUNKEL 特別企画2日目はご存知S&GのG、天使の歌声・アート・ガーファンクル。何故「天使~」という冠詞が付くのかは、それこそ歌声を聞いて貰えれば判るのではないかと思う。 ja.wikipedia.org 今日、「ひつじ」さんの「Nyan て Wan だふる音楽箱」が選らんだ曲はこちら。 storyofthesugar.hatenablog.com ふっふーん、いつもながら鋭い選曲。何と3曲も被っていたので急遽変更。散々迷った結果がこれ。 Art Garfunkel - Travelling Boy Art Garfunkel : Break Away Art Garfunkel - I Only Have Eyes For You Art Garfunkel - All My Love's Laughter Art Garfunkel - Watermark と

    GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 2) - 風のかたみの日記
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    A---chan 2020/05/06
    自分も誰かとコラボ企画してみたいですね~♬
  • GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 1) - 風のかたみの日記

    第1回 PAUL SIMON ポール・サイモン、その名前を認識してから彼是半世紀が過ぎた。とにかく彼について書きだしたら言葉は尽きないが、今回の目的は曲の紹介なのでそれには触れない。興味のある方はこちらをご参照。 ja.wikipedia.org ところで敵は「ひつじ」さんは一体どんな選曲をしたのだろうか。 storyofthesugar.hatenablog.com なるほど、そう来たか。思わず唸ってしまう程、なかなかマニアック。でもって私のは以下の通り。 Paul Simon - Peace Like A River - Live at iTunes Festival Paul Simon - Kodachrome (+lyrics) Paul Simon - (TV Special '77) Something So Right Paul Simon -Still Crazy Aft

    GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 1) - 風のかたみの日記
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    A---chan 2020/05/04
    弾けるって素晴らしいですよ。自分も若いときに挑戦すればよかった…
  • おうち時間で激レア体験「266秒 欧州の旅」 - 風のかたみの日記

    新型コロナウイルス禍の影響で温室効果ガスの排出量が大幅に減少し、大気汚染が改善されているらしい。まさか今回のパンデミックが地球の自浄作用ではあるまいが、グレた不登校の少女はこの現実を如何に受け止めているのだろうか。 そして私は、そのキレイになった筈の空気の中で、マスクをしなければならない事に若干の矛盾を感じながら、引き続き今日もSTAY HOMEに努めている。 風薫る季節、来であればツツジや藤の花を愛でていたであろうこの時期を、家に閉じこもって過ごすのは何とも切ないが、誰もがそれぞれのやり方で耐えているのであるから、不平不満を言う筋合いではない。 舘林 つつじヶ丘公園(2019.3) 川口グリーンセンター(2019.3) ところでこの大型連休、恐らく多くの人達が旅行を計画していたに違いない。しかし今や海外はおろか県境を越える事さえままならない状況だ。 そこで今回は、今週のお題「#おうち時

    おうち時間で激レア体験「266秒 欧州の旅」 - 風のかたみの日記
    A---chan
    A---chan 2020/05/01
    大人しく家に居るしかありません。今日はたまった仕事を事務処理に出勤します…><