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ブックマーク / raspberrychoco.hatenablog.com (15)

  • はじめてであったおいしさ……フルーツほおずき - こころ、てくてく……表現するこころ

    新しいおいしさに出くわして驚いたことは最近なかったように思います。 もちろん、何かをして予想外においしかったり、まずかったりはありますが。想定から大きく飛び出すようなことはなかったです。 最近私のべ物の出会いの幅がそう広くないからかもしれません。 そんな中、ほおずきをいただきました。「これは、フルーツほおずきといって用なんですよ。」 べられるほおずきがあるのは知りませんでした。 一般的なほおずきを口に含んだことはありますが、( うまく鳴らすことはできません)どんな味だったか、よく思い出せません。 でも色や雰囲気から、柿の味の薄まったようなシンプルな味を予想して、そのフルーツほおずきを噛み締めたところ、 「えっ、こう来る?」 意外な華やかさが口に広がりました。 何だろう、数種類のトロピカルな果物の味が連想されるのだけれど。 しみじみその面白いギャップを味わったひとときでした。

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    A---chan
    A---chan 2020/11/29
  • そろそろニチニチソウのフェイドアウト - こころ、てくてく……表現するこころ

    うちの庭は基的に私一人でぼちぼち回しているテンションの低い空間です。 家族は「ねえねえ、XXX の花が咲いてるの、見た?」と言ってもだいたい「そうだっけ?」ということが多い。張り合いがないですね。 私の手の掛け具合では少しでも難しい植物はすぐ枯れさせてしまうので、自然とある程度ほっといても大丈夫なものたちで占められています。 季節を彩る花にはとりあえずせっせと咲いてくれる一年草が中心です。 冬〜春はガーデンシクラメンやビオラ、夏〜秋はニチニチソウ。 その交代の時期が迫ってきました。まだ保っているニチニチソウも、だんだん弱ってきています。 ここのところの暖かさでまだがんばって顔を上げてくれています。よく見ると花びらがボロくなってきている。ありがとう!

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    A---chan 2020/11/23
  • 思いがけない11月の帰省……アルビノーニ オーボエ協奏曲 第二楽章 - こころ、てくてく……表現するこころ

    もう何十ン年ぶりになるんだろう、11月の札幌の土を踏むのは。 もちろん毎年帰省はしているのです。しかし帰省ですから、盆、正月、年度末など切れのいい時期になりがちです。11月は理由がなければ選ばれにくい。 このコロナのことで目処が立たずに、今年は11月にホテル泊で変則的な帰省をすることになったのです。 紅葉が過ぎ、季節の彩りのカードをほぼ使い果たして、雪交じりの雨の日などは、雪が積もりきって解けなくなった根雪の真冬より寒さがしみてくる、晩秋。 北海道、行くならいつがいい? と人に聞かれると、私は、紅葉終わった11月からはちょっとね、根雪になってからは意外といいよ、なんて答えたりしますし。 それでも暮らして季節に日々向き合い、落ちきって色をほとんど失った落ち葉をゆっくり踏みしめ歩くときに、ふと何かほっとするような明るい心持ちが訪れることもあったのです。 あれは何だったのかしら、11月に帰ればそ

    思いがけない11月の帰省……アルビノーニ オーボエ協奏曲 第二楽章 - こころ、てくてく……表現するこころ
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    A---chan 2020/11/15
  • 舞い踊る「風」…藤井風ライブ - こころ、てくてく……表現するこころ

    藤井風さんを知ったのはテレビでMVが紹介されたのを偶然目にしたとき。 そのときふと私が長年好きなロシアのバレエダンサーが心に浮かび、その中央アジアにルーツを持つ踊り手を思いながら、 この藤井風という青年は、踊るのだろうか、ぜひ踊りを見たい、と希望しました。 彼は自ら踊り歌うことのみならず、鍵盤を踊り歌わせる人でした。 私はつくづく、辺境性、異郷性と洗練が、研ぎ澄まされた表現で同居している、そういう質感に惹かれるのだなあ、と思います。 実家にあった復刻版日文学全集の中で、宮沢賢治に真っすぐ手が伸びたのも、ひとつにはそういう好みから来ているのでしょう。 昨日は武道館で彼のライブが開催されました。私は配信チケットの視聴です。(抽選にはずれたのです) 武道館はThe Who 以来になります。iPadのライブが入り込めるか不安でしたが、オペラグラスなしで表情や手元が見られたので良しとします。 天か

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    A---chan 2020/10/31
  • 箸が転げてもおかしくなりたい - こころ、てくてく……表現するこころ

    なんだってあんなにしょっちゅう笑いの発作に襲われてたのか? 小学校高学年辺りから中学にかけてくらい。 何に笑ってただろう、私は。教科書の、歴史的人物の肖像画とか写真を変な顔に落書きしたり、書き足して無理やり先生に似せたりし、隣りの人にこっそり見せて、2人で笑いが止まらなくなったりとか。 私は授業が退屈だとよくそれをやり、記憶の中で一番の傑作は、国語の教科書で、立原道造の写真を変な顔にいたずら書きし、隣りの人が授業中に思わず吹いたもの。今見たら笑えるだろうか。取っておけば良かった。 そうそう、このお人でした。 う〜ん… やはり若い頃のほうが思いきりよくパンチのきいたいたずらができたようです。今一つ畏れ多くてどうもいけません。 ネットに、そういう教科書の写真や図に落書きした傑作を集めたところなどがあって、最近もやってるんだなぁと面白く眺めます。 歴史の黒船ペリーがハリーポッターのスネイプ先生に

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    A---chan 2020/10/25
  • アレの名前が出てこない - こころ、てくてく……表現するこころ

    買い物しているスーパーがいくつかあって、そのうちのひとつの名前が、今朝出て来なかった。 私はそこそこの年齢だし、俳優の名前が出てこないことはふつうにあります。 けれどさすがに時々とはいえ長年利用しているスーパーの名前が出てこないのはどんなものでしょう。私もいよいよ始まっちゃったかな、とがっかりしました。 つらつら考えてみると、思い出せなくなる直前に、過去に住んだ複数の場所のスーパーについて、看板や雰囲気などあれこれ思い浮かべて比較したりと色々記憶の箱を出し入れしています。 ははあ、これはスーパーに関する記憶の場所が混線して変に繋がったり切れたりしているのでは、と思い至りました。 そう決まると、この、ふだんの日常では当たり前に出てくるひとつの言葉が思い出せない感覚をちょっと楽しんでみよう、という気になりました。 あえて調べたり、家族に聞いたりせず、自然に思い出すまで放置する、プロセスを観察し

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    A---chan 2020/10/17
  • 『世間の学』VOL.5電子書籍発行…『世間ぐるぐる』9掲載 - こころ、てくてく……表現するこころ

    例えば今回のコロナ禍で散見された同調圧力や、自粛警察。いったい何でそんなことになるの? その原因は人によって色々に考える所でしょう。 私はそのような場合の、人と人の間の力学や、空気を考える時、「世間学」という知見を手がかりのひとつにしています。 日社会の奥に横たわり、深層から実際に人や世の中を動かす「世間」に関心や問題意識を持つ人たちが全国から集い、対話をするのが「世間学会」です。 その「世間学会」の年2回の集まりで、私の『世間ぐるぐる』というマンガを置かせて頂いています。 先日学会誌『世間の学VOL.5 』が電子書籍で発行されました。私の作品、『世間ぐるぐる』第9話「東北シンポジウムの巻」が掲載されています。 マンガの1ページ目はこんなふうです。東北で開催された世間学会のシンポジウムの様子を、私がレポートする、という趣向です。 論文は、東北の大学の先生たちが当日発表されたものが3、「

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    A---chan 2020/10/06
  • 羽化するタイミングの不思議 - こころ、てくてく……表現するこころ

    以下昆虫を含んだ話題です。加工ありですが虫画像出ます。お嫌いな方はご注意下さい。 我が家にはミカン科のハーブ、ヘンルーダがあり、アゲハが卵を産んでいく。鳥が端から幼虫をべてしまうのを少し籠に取り分け、蝶にして放すのが毎年の楽しみになっている。 蝶が、どんなふうに、もう、今、蛹から出て行って大丈夫、今がその時、と感じ、実行するのだろう、とつくづく思う。 人間の赤ん坊が、胎内から出ようとする、母体と、胎児の共同プロセスを始める、その時をどうして知るのだろう。 私自身、自分が母の胎をどのように出たのかわからないし、自分の子供に冗談半分に、あんた何を思って、あの時に出てきたのよ? と聞いても当然、知らんがな、で済まされる。 広大な無意識の法則があって、と簡単に言ってしまえばそういうことなんだろうけど、分からないことが重大なことを決めてゆき、わかることがほんの少しその上に浮かんでいて、 そこからこ

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    A---chan 2020/09/27
  • ピーター・ドイグ展…同時代の空気 - こころ、てくてく……表現するこころ

    これ誰だと思いますか? 座頭市、だから勝新太郎でしょう。 日人で勝新をこういう風に描く人はいないのでは、と思います。首周りの徳利セーターのような線は、着物の首あたりの形状を思い浮かべられなかったせいでしょうか。何かを見て確認しながら、でなく、当に自分の記憶からぱぱっと引き出して描いたのでしょう。 今、東京国立近代美術館で展覧会が行われている、イギリスの現代画家、ピーター・ドイグは、時折友人を呼び自宅でミニシアターのような集まりをしていたようで、その度に即興でポスターを描いたのです。今回の展覧会にはそれらが多く展示されました。上の勝新もその一枚です。 日映画では他に『東京物語』のポスターもあり、小津の作品に影響を受けた、という説明書きがありました。 それでも、東京物語を観た印象のシンボルを、日の人はこういう風に描かないような気が、偏見かもしれませんが私はします。新鮮です。 絵画作品で

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    A---chan 2020/09/20
  • 映画『どこかに美しい村はないか』東京と釜石市で上映 - こころ、てくてく……表現するこころ

    私の参加ウェブマガジン『MIZUTAMA』代表、田下啓子さんがプロデュースされた映画『どこかに美しい村はないか』がいよいよ東京で上映されることになりました。9月27日(日)、人形町三日月座です。詳細はこちら公式サイトでご覧になれます。 コロナ禍の中、厳重な対策がされ、お席はかなり数が絞られての上映になります。東京上映後にDVD の通信販売がされるようです。DVD のお申込み方法は公式サイトにあります。 また、岩手県釜石市、釜石PITにて、10月24日(土)に上映されます。詳細は公式サイトでご覧になれます。 こちらは能勢監督の心洗われる映像と、生きていることを祝福されるようなRakira さんの音楽を味わえる予告編です。 過去記事もよろしければどうぞ。もう一の予告編をリンクしています。 ◉10月5日追記 東京、岩手、福島、兵庫など続々と上映追加が決まっているようです。公式サイトに詳しい情報

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    A---chan 2020/09/08
  • コロナで帰れん!……『世間ぐるぐる』第18話 - こころ、てくてく……表現するこころ

    今日は私が描いている『世間ぐるぐる』シリーズのマンガをアップします。内容はタイトルどおり、コロナで帰省できないお話です。 『世間ぐるぐる』は、私が参加している「世間学会」という年2回の会合で、置かせていただいている漫画です。今年の夏の集まりは中止となり、漫画はネットにアップする事にいたしました。 コロナの話題のエッセイマンガを以前にアップしています。 ところで余談ですが、北へ帰る歌といえばこれ。現在、R&B などでヒットを飛ばしている藤井風氏がデビュー前たくさんアップしていた昭和歌謡シリーズで弾いています。私は演歌は基苦手ですが、思わず海馬が震えて歌詞を口ずさんでしまった、入魂演奏。

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    A---chan 2020/09/03
  • コーヒーメーカーを探して - こころ、てくてく……表現するこころ

    スイッチをいつものように押したのに、あるはずの答えが、ない。 毎朝、粉をセットして、スイッチを点灯させると、お湯がポコポコと送られ、香りが満ちてくる、当然刻まれるはずのリズムが、来ない。 まあ電化製品が13年も毎朝動いていたのだから、寿命といってしまえば、それまで。コーヒーは毎日入れるから、後釜を探さなくては。 この機種は当に使いやすく、手入れも楽ちんだった。 そんなにこだわりはないけど、インスタントではなく、豆を挽いた粉のコーヒーを手軽に毎朝、そこそこ美味しく飲みたい、家族の誰もが簡単に使える、という、我が家のニーズにぴったりだった。 だから、似たような機能のものを選ぼうとネットを調べてみると、んん? 選択肢があまりないような? こんなもんだったっけ。13年前はもう少し日のいろんなメーカーが出していたような気がする。勘違いかな? それに何となくあちこち安っぽくなっている? 取っ手のと

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    A---chan 2020/08/25
    毎朝、美味しいコーヒーが飲みたいですね~♬
  • 訪れた庭園にて - こころ、てくてく……表現するこころ

    田や畑、水場を含んだ大きな庭園でぼんやり過ごし、鳥や虫の声、風音に包まれていると、大地、地球は、人が今騒いでいる問題など関心なく、淡々と営みを続けているのだな、と感じました。 人など居なくても何億年も地球は地球をしてきて、表面にさまざまなことが生起するに任せていたのでしょう。 ガーベラの真っ直ぐな咲き方に惹かれ、写真を数枚撮り、画像に手を入れているうちに、なんだか花芯のあたりが最近TVでときどき見るコロナの画像やCG に見えてきてしまった。 忌み嫌われるコロナも、ふと、やはり命の一つの形なのだろうか、と思ったことです。

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    A---chan 2020/08/10
  • 呼吸するガーベラ - こころ、てくてく……表現するこころ

    出かけた先の庭園でガーベラが群生しているところがあったけれど、それを見た時、私には一瞬何の花だか分からなかった。 ガーベラといえば一輪で、花屋さんやホームセンターの鉢で行儀良く、どこかぼんやりした風情でたたずんでいるのを、見慣れていたからでしょう。 それが首をあちこちにぐいぐい伸ばし、他の植物とも張り合うように、大きさも背も色もとりどりに、ある。 これがガーベラの来の咲き方に近いのかな、いや、鉢植えの一輪咲きのガーベラがどう感じているかはわからない、意外と、ライバル無しでのんびり咲いてるのを気に入っているのかもしれない、などと、私はつい思いを巡らせる。 ここではランタナも、こんなふうに広がるの?というくらいに可能性を発揮している。ちっちゃい鉢植えを枯らしたことしかなかった私は驚くばかり。

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    A---chan 2020/08/02
  • 名残り惜しいさくらんぼ - こころ、てくてく……表現するこころ

    あまり堪能しないうちにいつも季節が過ぎてしまう… なぜかなあ、と考えてみた。 さくらんぼのイメージと感触にはとても愛着を持っている。もちろん味にも。でも愛の量に見合った消費をしていないな、と思う。 子供たちの誕生日がこの時期で、子供に作る誕生ケーキにのせるフルーツは毎年さくらんぼだったけれど。 わが家は毎朝何か果物を少しずつ、コーヒーを飲みながらべている。この季節、何となくオレンジやキウイを選んでしまっているような気がする。さくらんぼが実際に卓に並ぶ頻度は、多くない。 さくらんぼより当たり外れが少ない、とか、いちばんは、かけた値段に対しての果実量の差、かもしれない。私の家族はよくべる人たちなので、そこはつい優先されてしまう。 しかし、東北でさくらんぼを作っている友人によると、さくらんぼはとても難易度が高い作物なのらしい。高めの価格はそれだけ手がかかっているかららしい。そう聞くと、安価

    名残り惜しいさくらんぼ - こころ、てくてく……表現するこころ
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    A---chan 2020/07/16
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