[ShortNote:2021.5.5] かつて東京大学大学院にはアニリール・セルカンというドイツ出身トルコ人の助教がいました。東大に提出した博士論文に何箇所もの剽窃などの不正行為が見つかり、2010年に東京大学史上初めて学位剥奪処分を受け、それから数々の経歴詐称が発覚し表舞台から姿を消した人です。 私はこの人の存在を最近まで知らず、Wikipediaなどで見て興味を持ちました。彼が日本で出版した著書3冊を図書館で借りてきたので、せっかくのステイホームゴールデンウィークということでこの3冊を読んだ感想等々をノートに書き出していたら腱鞘炎になるかと思うほど腱鞘炎になるかと思うほどたくさん出てきたので、私の2021年ゴールデンウィークの総決算をここにも残しておこうと思います。 先に言っておくと完全に「経歴詐称がバレて大炎上した詐欺師の書いた本」というバイアスバリバリの状態で読んでいるのでかなり