日本ハムは24日、今季限りで現役引退した稲葉篤紀氏(42)が1月1日付で「スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)」に就任すると発表した。 球団は企業理念として「Sports Community」を掲げ、社会の一員としてスポーツを通して地域共生を図っており、稲葉氏のグラウンド内外の模範的な振る舞いやメッセージ力が責任者(オフィサー)として適任と判断された。 札幌市内の球団事務所でSCO就任会見を行った稲葉氏は「現役を引退しても、北海道に恩返ししたい強い気持ちを持っていた。野球の楽しさ、スポーツの楽しさを伝えられれば」と抱負を語った。現役時代と同じ背番号41のユニホームでファイターズアカデミーに定期参加したり、社会貢献活動などを行っていく。 また、この日は球団と専属マネジメント契約も結んだ。引退選手との同契約は球団初。「(引退選手が)球団とマネジメント契約するのは初ということで、ファイタ
