何故か女児限定なんだけど、 幼少のみぎりに必ずと言ってよいほど 『占い・おまじないBOOK』 的な本を手に取る(目にする)機会がある。 男児はあんまり興味を持たないけど、女児は必ずといっていいほど興味を持つ。 30年ほど前にMy birthdayという占い雑誌が一大ムーブメントを巻き起こして以降、 今でも本屋や図書館の女児向けの棚には必ず占い・おまじないの本があるし、 消しゴムに好きな人の名前を書いて、誰にも貸さず最後まで使い切る……のは意外と面倒で途中で挫折した経験のある女性は多いだろう。 個人的にアレが女性におけるスピリチュアルの奔りっぽい気がするというか、 あんまり良くないんじゃないかな? ……と。 あの流れがやがて女性向けにしか存在しない一冊まるごと占い特集に繋がり、 バイオリズムだのスピリチュアルだの自然派だのといった根拠に乏しい疑似科学的なあれそれの門戸になっている気がする。