全国の政令市と県庁所在地、東京特別区の計74市区にある通所介護事業所(デイサービスセンター)の宿泊サービス「お泊まりデイ」で、宿泊時間帯に起きた転倒や誤飲などの事故が2010年度以降少なくとも296件あり、26人が死亡していたことが読売新聞の調査でわかった。 お泊まりデイは介護保険の適用外のため、施設側に事故の報告義務はなく、厚生労働省は「これまで夜間の事故の実態は把握していなかった」としている。同省は15年度からお泊まりデイを都道府県への届け出制とし、事故についても報告させる方針だ。 調査は昨年12月、20政令市と、政令市を除く県庁所在地の31市、東京23区にアンケートを送付して実施。すべてから回答を得た。 その結果、死亡事故は、食べ物を気管に詰まらせる誤嚥(ごえん)による窒息が9件と最も多く、就寝中の体調急変が6件。認知症患者が消毒液を誤飲したケースや、徘徊(はいかい)して屋外で死亡し
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