C・シルヴェスター編『THE INTERVIEW』 (1993年刊)によれば、 読みものとしての「インタビュー」は 「130年ほど前」に「発明された」。 でも「ひとびとの営み」としての インタビューなら、もっと昔の大昔から、 行われていたはずです。 弟子が師に、夫が妻に、友だち同士で。 誰かの話を聞くのって、 どうしてあんなに、おもしろいんだろう。 インタビューって、いったい何だろう。 尊敬する先達に、教えていただきます。 メディアや文章に関わる人だけじゃなく、 誰にとっても、何かのヒントが 見つかったらいいなと思います。 なぜならインタビューって、 ふだん誰もが、やっていることだから。 不定期連載、担当は「ほぼ日」奥野です。 ── 数あるインタビューの形式のなかでも、 塩野さんが続けてこられた 「聞き書き」というスタイルからは、 「話している人の息遣い」が ものすごく伝わってくると思うん
