エピゴーネンは独語のEpigone(エピゴーネ)の複数形で、ギリシャ語のEpigonoi(エピゴノイ)=テーベ遠征の勇者たる親をまねてテーベを攻めた息子たちに由来するせいか、どうしても「蔑み」のトーンが混じりやすいのでしょう。 そのようなトーンが不要ならFolgende(フォルゲンデ)=後継者ではいかがでしょう。 英語のepigone(エピゴウネ)、複数ならepigones(エピゴウネス)もしくはepigoni(エピゴナイ)という、「後に継ぐ者」でありながらマイナスのニュアンスを避けるなら、仏語のsuccesseur(シクセソール)由来で、英語successor(サクセソール)=相続者・後継者・継承者となるでしょうか。 この継承するという意味と、成功するという意味から、セイコーというひねりを交えてか、腕時計などでサクシードなどのネーミングもあるようですが。