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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (5)

  • 波 2024年4月号 おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸

    ※このエッセイには性暴力場面の撮影に関する記述があります 12 インティマシーコーディネーター 昨年はハードな役が続きました。何人もの愛人を囲い、人を殺めることもためらわない詐欺師。歯向かう者は消し、臓器ブローカーに死体を売り払う男。ショットガンで人を撃ち、手をナタで切り落とすサイコパスの連続殺人鬼。 中でも一番ハードだったのは、自分の娘に幼い頃から性的暴行を加え続けている父親の役。そう、NHKドラマ「大奥」で演じた徳川家慶です。放送後、大きな反響をいただきました。 この作品は、まず台を読んだ段階でストーリーがとても独創的なのが気に入りました。が、僕にとっても娘役の俳優さんにとっても心身ともにハードな現場になるのは明らかでしたので、お受けするにあたって僕は必ず「インティマシーコーディネーター」さんを付けてください、とお願いしました。制作サイドも最初からそのつもりでいらしたというので、それ

    波 2024年4月号 おつむの良い子は長居しない 第12回/高嶋政伸
  • 『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社

    天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで1965年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人であるジョア

    『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』 ドナルド・L・マギン、村上春樹/訳 | 新潮社
  • アンソニー・ドーア、藤井光/訳 『すべての見えない光』 | 新潮社

    2002年に『シェル・コレクター』で衝撃的なデビューを飾り、 短篇を中心に着実に評価を確立してきたアンソニー・ドーア。 このほどピュリツァー賞を受賞した『すべての見えない光』は、 第二次世界大戦中のフランス、サン・マロを舞台とした感動的な大作。 創作の過程と、作品に込められた思いを、たっぷりと語るインタビュー。 聞き手 ジル・オーウェンズ interview by Jill Owens 翻訳・藤井光 translated by Fujii Hikaru アンソニー・ドーアの新作長篇『すべての見えない光』では、二人の物語が並行して語られる。一人は、ドイツ占領下のフランスで暮らす十六歳の目の見えない少女、マリー=ロール。もう一人は、孤児院で育った十八歳のドイツ兵、ヴェルナーである。そして、呪われた宝石〈炎の海〉、マリー=ロールの父が娘のために作るパリとサン・マロの町の模型、貝に覆われた秘密の小

    アンソニー・ドーア、藤井光/訳 『すべての見えない光』 | 新潮社
  • 校閲者に聞きました! 心を動かされた、お仕事エピソード「宝石のような文章に涙した!」 ニュース | お知らせ | 新潮社

    「新潮社の校閲部は“神部門”と呼ばれているらしい」「校閲界の東大だ――」 10月5日から出版社の校閲部を舞台にしたテレビドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」(日テレビ系)の放送が始まった。それにより、出版業界でも「超一流」と高く評価されている新潮社の「校閲部」に注目が集まっている。すでにブログやツイッターなどのSNSで取り沙汰されているほか、情報番組「ZIP!」をはじめ「読売新聞」、「サイゾーウーマン」、「デジタルTVガイド」といった様々な媒体から取材依頼が寄せられているのだ。 現在、新潮社の校閲部には男女60人が在籍し、連日、あらゆる発行物の校閲作業に当たっているが、数ある出版社校閲部の中でも、とくに彼らに熱い視線が注がれるのはナゼなのか。過去に「週刊新潮」に連載された、ミステリー小説における担当者の指摘を見てみよう。 〈東京から名古屋まで、自動車では高速道路を利用してもこの

    校閲者に聞きました! 心を動かされた、お仕事エピソード「宝石のような文章に涙した!」 ニュース | お知らせ | 新潮社
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2016/10/22
    押切もえの株が爆上げ。「著者はゲラを赤字でいっぱいにしてしまったことをわざわざお詫びに来られたのだそうです」
  • 「ウェブ版Foresight(フォーサイト)」準備サイト

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