先日、書いた「『帰化』について」の文章に、いくつかのコメントとトラックバックをいただきました。ありがとうございます。 まずは、トラックバックをいただきました、タケダ君の「リムジン江」――내 인생을 바꾼 노래 id:mujigeさん、いつもありがとうございます。「朝鮮人になりたい」にも、こころをゆさぶられましたが、この文章にも、なにかこう、ひとりひとりが生きているということの歴史というか、それぞれの生の深遠のようなものを感じました。「帰化」するか/しないか、ということは、単に、日本国籍をとるか/とらないか、という問題に還元できるものではないと思っています。歴史というものを、たったひとつの要因に還元できないのと同様に、「在日」が日本国籍をとるということは、単に居住国の国籍をとる、というニュートラルな態度をふるまうこととはちがう、とわたしは思っています。でも、「帰化」する理由を考えることは