経済学が人をいらだたせる理由 News ダイヤモンド・オンラインで、「なぜ、「経済学者」は嫌われるのか?」という記事が出ていました。 はてなブックマーク - なぜ、「経済学者」は嫌われるのか? ――実は「利他的」な経済学者が伝えたい、 経済学の「2つの醍醐味」 第1回 大阪大学教授 大竹文雄【前編】|おかねは「論」より「感情」で動く! 説明の仕方の問題(偉そう)とか、モデル化する際にこぼれ落ちるものが大きいといった指摘があり、これらも理由としてあるのだろうと思いますが、socioarcは、経済学あるいは経済理論に基づく言説が、人々をいらだたせる最も大きい理由が、もう少し別のところにあると考えます。それはつまり、経済学は、「どのような社会が望ましいのか」という本来、価値観に基づくべきものを、価値中立であるはずの科学的な理論の中にしばしば無自覚的に内包しているから、というものです。 端的な例を
「男性84%、女性16%」 「マスコミの情報は偏っていて信用できない 84%」 普段はパソコンのモニターの向こう側にいて、なかなか実態を掴むことができないネット右翼(ネトウヨ)について、こんな計量的な分析を行なった貴重な研究がある。 大阪大学大学院の辻大介・人間科学研究科准教授らが2008年に発表した『インターネットにおける「右傾化」現象に関する実証研究』で、大手ネットリサーチ会社・マクロミルのモニター会員約1000人を対象に実施した調査である。 辻氏が語る。 「いわゆる“ネット右翼”の存在については、いくつもの論考がありましたが、その中で実際にネット利用者を調査してその実態を分析した研究は極めて少なかった。そこで、彼らがどんな政治的態度を持ち、どんな属性にあるのかを分析しようと考えたのです」 調査は20~44歳の男女に対し行なわれ、集まった1030サンプルの中から信頼性を欠く32を除いた
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