2013年11月23日23:30 カテゴリ東アジア経済 ハジュン・チャン「僕の反常識経済学の背景」 ハジュン・チャンこそセカイ最恐の全球化批判者――マーティン・ウルフ元世銀エコノミスト(著作『世界経済を破綻させる23の嘘』(23話)への賛辞、一部改) 出典(韓国人チャン・ハジュンの自己紹介より) 本業の経済学会で、僕は分類不能な存在とされている。僕はマルクスからハイエクまで左右を問わず影響されたのだから、それは驚くべきでもない。 ここ20年間の覇権式である新古典派はたっぷり学んだ。新古典派は与えられた構造を分析するのにとても有用だ。しかし、構造を規定する諸制度や科技の経時的進化をそれほど把握できるものではない。 ハイエクは実のところ、新古典派の異端児だ。ミルトン・フリードマンと並び自由市場のネ申とされるハイエクだが、政経分離を説く新古典派の思考式とは異なり、経済活動の本質的政治性を強調して