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ブックマーク / gendai.media (9)

  • 3歳女児放置死の悲劇…「自己責任化」された親たちが直面するもの(安發 明子) @gendai_biz

    子育てに疲れて旅行に… 7月10日、東京都大田区の自宅に3歳の娘を8日間放置し、餓死させた疑いで母親が逮捕された。その間旅行していた理由について「子育てに疲れたからリラックスしたかった」と供述しているという。3歳児検診は受けさせておらず、昨年保育料が払えないとして保育園をやめていた。 昨年6月には仙台市で2歳の娘を自宅に放置したまま9日間交際相手の自宅に宿泊し女児が死亡する事件があった。11月にも夫婦で8時間4人の子どもを置いて外出し、帰宅時に3ヵ月の乳児が亡くなっていた。 ニュースでは母親の二面性を強調する伝え方や、母の身勝手を非難する報道もある。しかし、親を罰しても予防の効果はない。日では今、親個人を非難する風潮にあるため、状況が悪いと隠そうとしてしまい支援につながりにくくなるという構図に陥っている。このままではまた犠牲になる子どもが増えてしまうだろう。 今年6月26日の報道で母親が

    3歳女児放置死の悲劇…「自己責任化」された親たちが直面するもの(安發 明子) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/07/15
    自分も相方や保育所やシッターさんが居なかったら子供共々潰れていてもおかしくなかったので、特に片親で育児し続けている人がいざという時に預けられるバッファは社会システムとして絶対にあったほうがいい。
  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

    マルクスが「歴史の遺物」だった時代 かつて小耳に挟んだ話であるが、ある日人イスラム教徒がいて、その人は2001年9月11日の、あのビルアタックを機に入信することになったそうである。 当時イスラム教に対する偏見は凄まじく、アジテーターだったオサマ・ビンラディンは悪魔の名に等しいものとして、日国内でも受け止められていた。そのようなご時勢だからこそ逆にその人は、イスラム教というのが当にそんなに酷い宗教なのかと興味を持ったそうである。 結果ミイラ取りがミイラになって、入信することになった。勿論テロリズムに賛成したからではなく、その教えの実際が世間で広められていたイメージと余りにもかけ離れたことに驚きつつ、イスラム教の教えに賛同したのだった。 この話を聞くと、どうしても他人事とは思えない。それは私とマルクスとの関係と重なるところがあるからである。 私が大学を卒業し、哲学研究を志して大学院に入学

    教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/07/04
    資本主義と福祉が併存する社会は共産主義に近いのではないかとイメージしているのだけど、近年はソシャゲやSNSとか「生産性のない」サービスが雇用を生んでいるから若い人ほど所得≠労働の対価と受け入れやすいのかな
  • グルグル巻きの虐待が日常だった…宇都宮市認可外保育施設乳児死亡事件の悲劇(猪熊 弘子)

    2020年6月3日、栃木県宇都宮市の認可外保育施設で赤ちゃんが死亡した事件をめぐる裁判で、宇都宮地裁は宇都宮市の責任を認めた判決を出しました。その判決を不服として宇都宮市議会は即日控訴することを決定し、市が16日に控訴しました。 一体どのような事件だったのでしょうか。裁判でも、亡くなった赤ちゃんのみならず、預けられていた子どもたちに日常的な虐待が行われていたことが明らかになりました。その衝撃の保育内容について、改めてジャーナリストの猪熊弘子さんが振り返ります。 保育施設で意図的虐待が行われていた 2014年7月26日、栃木県宇都宮市内にあった認可外保育施設「託児室トイズ」(2014年12月1日に廃止)内で、宿泊保育中だった山口愛美利(やまぐちえみり)ちゃん(当時9ヵ月)が死亡してから、まもなく6年の歳月が経とうとしている。すでに刑事事件としての裁判は終了し、経営者だった木村久美子被告は、保

    グルグル巻きの虐待が日常だった…宇都宮市認可外保育施設乳児死亡事件の悲劇(猪熊 弘子)
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/06/22
    "元県会議員の父親が「トイズ」の代表として表に名を出していた/市はわざわざ事前に久美子被告に通告を行った上で立ち入り調査/市議会では判決を不服として控訴することを議決【賛成】自民党(20人)公明党(6人)"
  • 麻生財務大臣が突然「マスコミと財務省の批判」をはじめたワケ(ドクターZ) @moneygendai

    「狼少年」よばわり 5月12日、麻生太郎財務相の記者会見で、予想外の事態が起きた。マスコミ、そして財務省自身を、財政崩壊をいたずらに煽る「狼少年」だと揶揄したのである。 「コロナ対策」を含めた大規模な経済政策の編成により、2020年度の国債発行額が過去最大となるなか、財務省はいつものことながら、あの手この手で財政危機をアピールしている。 ところが、そのトップが組織の見解とはい違う「楽観論」を示したのである。詳しくはこうだ。 「国の借金が日の財政への信認を損なうのではないか」という記者の質問に対して、麻生氏は「国債が増えても、借金が増えても金利が上がらないというのは普通私達が習った経済学ではついていかないんだね、頭の中で。今の答えを言える人が多分日銀にもいないんだと思うけれどもね。そこが問題なんだ」と答えた。 また、「金利が上がるぞ、上がるぞと言って狼少年みたいなことをやっているわけだよ

    麻生財務大臣が突然「マスコミと財務省の批判」をはじめたワケ(ドクターZ) @moneygendai
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/06/07
    米国の株価にしてもマネーゲームと金融緩和という名の水増しで実体経済からかなり懸け離れているし各国のコロナ債で国の借金(債務超過)はこれまで以上に当然のものとなるだろうから経済の前提がガラッと変わりそう
  • 安倍政権、「日常の政策」を軽視し「お祭り政治」に明け暮れた7年のツケ(平河 エリ) @gendai_biz

    ブルーインパルスが飛んだ日 飛行機はいいものだ。飛行機は乗るのも見るのも好きだ。関空のデッキ、セントレアの展望風呂、羽田のカフェ。空港について離着陸を見ながらゆっくり時間を過ごすのは楽しい。 ブルーインパルスもいいものである。大空に舞うT-4(ブルーインパルスで使用されている航空機)は素晴らしい。T-4が飛ぶ東京の空を多くの人が一斉に見上げるのは、とても美しい体験である。 5月29日、ブルーインパルスが飛ぶ空を見てしみじみと思ったことがある。人は祝祭を前には批判の力を削がれる。どんなに普段政権批判している人でも、この光景には心動かされるだろう。 東京オリンピックは、ひとまず延期になったが(開催できるかすら、よくわからないが)、もし今頃開催されていたら、開催までに一体いくらお金が投入されたのかとか、新国立の建設の裏で亡くなった方がいたとか、そういう問題はほとんど忘れさられてしまっただろう。

    安倍政権、「日常の政策」を軽視し「お祭り政治」に明け暮れた7年のツケ(平河 エリ) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/06/07
    "GDP600兆円が失敗したことは忘れても、物価目標2%を達成できなければやめる、と啖呵を切った人が辞めなくても、マスクの縫製が甘いことは忘れない。一人安倍首相だけがマスクを付けているのはどこか滑稽である"
  • 日本政府はなぜ、どれだけ「病院」と「病床」を減らしてきたのか(伊藤 周平) @gendai_biz

    新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が、国民生活にも日経済にも大きな影響を及ぼし、医療など日の社会保障の脆弱さを可視化した。 何より、新型コロナの感染拡大地域では医療提供体制がひっ迫し、医療が機能不全に陥る「医療崩壊」が現実化した。病床や感染症治療を担う公的・公立病院や保健所を削減し、医師数を抑制してきた日の医療費抑制策のツケが回ってきたともいえる。 しかし、安倍政権は、医療崩壊に歯止めをかけるために十分な予算措置を取ることなく、事業者への「補償なき自粛要請」、医療現場や国民への「自助努力」の無理強いだけで全くの無策である。 稿では、医療費抑制策を中心としたこれまでの医療政策を検証し、新型コロナの感染拡大による医療崩壊の現状を概観したうえで、医療崩壊に歯止めをかける緊急提言を行う。 「指定医療機関」「感染症病床」の激減 医療崩壊が現実化した背景には、医療費抑制策を続けて

    日本政府はなぜ、どれだけ「病院」と「病床」を減らしてきたのか(伊藤 周平) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/05/29
    だから「医療崩壊」と報道されないのか…"歴代自民党政権の公費抑制政策の元、特に小泉政権で「行政の効率化」が図られ、経済的利益を生まない(だからこそ公で担うべきなのだが)公衆衛生は軽視されるようになった"
  • アベノマスクが、あらゆる点で「決定的にダメな政策」である理由(加谷 珪一) @gendai_biz

    もはや失笑の対象となったアベノマスクについて、前回の記事では調達手続きの透明性について指摘を行った。今回は政策としての有効性について検証する。 目的、手段、透明性の確保が重要 アベノマスクに限らず、民主国家におけるすべての政策というのは、(1)目的が明確であること、(2)目的を実現する手段が具体的であること、(3)事後に検証できること、の3つを満たす必要がある。 なぜ上記3つが重要なのかというと、民主国家における主権者は国民だからである。選挙を通じて期限付きで行政権を付与されたリーダーは、国民の意に沿う統治を行うことが求められており、遂行された政策は(主権者である)国民が判断できるものでなければならない。 株式会社の場合も同様で、国家でいうところの主権者は会社の所有者である株主ということになる。取締役は株主総会で選出され、株主から経営を託されるが、どのような経営を行っているのか、主権者であ

    アベノマスクが、あらゆる点で「決定的にダメな政策」である理由(加谷 珪一) @gendai_biz
  • 台湾のコロナ対策を賞賛する、日本の人たちに知ってほしいこと(李 琴峰) @gendai_biz

    「望む政治を手に入れるためには声を上げ、行動しなければならない」。コロナ対策が賞賛されている台湾だが、その高度な施政は、市民が「行動」し続けてきた結果なのかもしれない。著書『ポラリスが降り注ぐ夜』で、ひまわり学生運動とLGBTの権利拡大の関係などを描いた作家の李琴峰さんが、台湾の市民運動の歴史を振り返る。 感染者数・死者数とも世界最低レベル コロナウイルスが蔓延る中、台湾政府の対応が世界中から注目を集めている。 台湾は昨年末からいち早く中国の感染拡大に関する情報を手に入れ、世界保健機関(WHO)に報告した(「既読スルー」されたが)上で、国内でも様々な対策を矢継ぎ早に打ち出した。 水際対策の強化、対策部の成立、感染地域から/への渡航制限、マスクの増産、マスク輸出禁止措置や実名購買制度の実施、罰則つきの対策法の立法、ITの活用など、ウイルス封じ込めの根幹となる政策は概ね1月中に実施され、その

    台湾のコロナ対策を賞賛する、日本の人たちに知ってほしいこと(李 琴峰) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/05/17
    "「今の民主主義は先人が血を流し反体制運動を繰り返してやっと手に入れたものだ」ということを台湾人は知っている。「声を上げ、行動しなければならない」というのが、民主化を求める台湾の歴史に刻まれたDNAである"
  • アベノマスクの圧倒的な「ヤバさ」、やっぱり笑い事では済まない(加谷 珪一) @gendai_biz

    安倍首相の肝煎り政策だったアベノマスクは散々な結果に終わった。施策そのものの有効性だけでなく、不良品が大量に見つかったり、発注した企業名の公表を政府が渋るなど、調達の透明性についても疑問の声が上がっている。 もはや失笑の対象となったアベノマスクだが、不透明な調達が行われ、しかも品質を確保できなかったという事実は重い。政府による調達は国民の税金を使って行われるものであり、来は厳しいチェックが求められる。なぜこうした杜撰な調達になったのか制度面から考察してみたい。 政府調達は「競争入札」が原則 アベノマスクには466億円の税金が投入されており、日郵政の配達網を使って国内の全世帯に配られるはずだった。ところがマスクの配布作業は順調に進んでおらず、しかも一部の製品に虫いやカビなどが見つかるなど、品質が問題視されている。 政府はマスクを受注した企業について大手3社については社名を公表したが、残

    アベノマスクの圧倒的な「ヤバさ」、やっぱり笑い事では済まない(加谷 珪一) @gendai_biz
    Aikoku_Senshi
    Aikoku_Senshi 2020/05/13
    “随意契約については、ある企業が隠れ蓑となって政府から受注し、その業務を別の会社に丸投げするといった問題が多発したことから、原則として契約相手先、契約金額、随意契約にした理由を公表する義務がある。”
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