警察署で留置されている容疑者へ、シャツにブラカップを縫い付けた「ブラトップ」を差し入れようとしたところ、「京都では認めていない」と断られた-。 京都弁護士会の弁護士が、「自殺に使われる危険」を理由にブラトップの着用を禁じる京都府警の対応に、抗議の声を上げている。 大麻取締法違反の疑いで逮捕された19歳の女性は、取り調べや接見の際にもブラトップの着用が許されていない。女性は「胸が透けていないか不安で恥ずかしい」と訴えている、という。 「正々堂々と取り調べにも接見にも臨めない」。女性の弁護人を務める貴谷悠加弁護士は、容疑者や被告の人権保障にもたらす弊害を懸念し、府警に改善を求める。 警察署に留置される女性は男性に比べて少数で…