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ブックマーク / www.scutum.jp (3)

  • WAFとHTTPリクエストスマグリング

    HRSとは 2018年の7月に、「XSS due to the header Transfer-Encoding: chunked」というタイトルでPHPの脆弱性報告がありました。 https://bugs.php.net/bug.php?id=76582 日語の情報源としては徳丸さんによるこちらの記事が参考になります。 この脆弱性は下記のように、HTTPリクエストヘッダ内に一見矛盾していたり、明確でない内容が含まれている場合の挙動についてのものでした。 Transfer-Encoding: chunked Content-Length: 25 この問題はHTTPリクエストスマグリング(HTTP Request Smuggling、以下HRS)と呼ばれていて、今から13年前、2005年に知られたものです。筆者は今から11年前に「ウェブアプリケーションセキュリティ」という(通称:金床)

    WAFとHTTPリクエストスマグリング
  • Struts2が危険である理由

    はじめに 2017年3月、Struts2にまたしても新たな脆弱性(S2-045、S2-046)が見つかり、複数のウェブサイトにおいて情報漏洩等の被害が発生しました。筆者は2014年4月(およそ3年前)に「例えば、Strutsを避ける」という記事を書きましたが、今読み返してみると「やや調査不足の状態で書いてしまったな」と感じる点もあります。今回、良いタイミングなのでもう一度Struts2のセキュリティについてざっとまとめてみたいと思います。 なぜJavaなのにリモートからの任意のコード実行(いわゆるRCE)が可能なのか Struts2はJavaアプリケーションであり、Java製のアプリケーションサーバ上で動作します。Javaはいわゆるコンパイル型の言語であるため、通常はランタイムにおいて任意のコードを実行することはできず、RCEは難しいはずです。 JavaのウェブアプリケーションでRCEが成

    Struts2が危険である理由
  • 例えば、Strutsを避ける

    はじめに 筆者は10年以上ウェブアプリケーション開発を主な業務とするJavaプログラマであったにも関わらず、Strutsについてはこれまでずっとわず嫌いでした。初期のStrutsは「XMLだらけで効率が悪そう」というイメージが強かったためです。最近はRuby on Rails等の影響を受けCoC(convention over configuration)を採り入れ、XML地獄もだいぶ解消したようです。 StrutsはJavaアプリケーションらしくない種類(任意のコード実行等)の脆弱性を連発することでも知られており、最近は我々の提供するSaaS型WAFサービス、Scutum(スキュータム)のお客様からも頻繁にStrutsについての問い合わせを受けるようになりました。また、去年見つかった任意のコード実行の脆弱性では、脆弱性の公表後すぐにPoCが出回り実際に攻撃が発生するなど、悪い意味で注目

    例えば、Strutsを避ける
    Akaza
    Akaza 2017/03/11
    金床先生
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