反社会的な宗教規制、政権慎重 野党は法整備を主張―旧統一教会 2022年09月15日10時41分 自民党本部(写真左)と公明党本部 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題に世論の批判が集まる中、フランスの「セクト規制法」を参考に、反社会的な宗教団体を規制する法整備を目指す動きが、野党内で活発化してきた。ただ、公明党は慎重な姿勢を崩さず、自民党もこれをおもんぱかってか議論に及び腰だ。 旧統一教会に「解散命令」を 宗教法人法に基づき―立民・安住氏 公明党の山口那津男代表は14日、法整備の是非について「効果的かどうか慎重に考えるべきだ」と記者団に言明。「今回は宗教団体に限らず、社会的な問題を抱える団体が問われている」と述べ、消費者契約法などで対応すべきだと強調した。 フランスでは、新興宗教の信者による集団自殺などが社会問題化したことを受け、2001年に規制法が制定された。カルト宗教を「参