国民的ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』(以下、DQ)が3DCGアニメーションとして映画化。このニュースを聞いたとき、驚きや興奮と同時に、不安を覚えた人もいたに違いない。 その反応はある意味で当然だ。何しろ『DQ』シリーズの主人公はプレイヤーが自己投影しやすいよう、自らしゃべることがない。プレイ時間も長く、感情移入の度合いは半端ではない。 さらに今回の映画は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』がベース。1992年に家庭用ゲーム機用として発売した同作は、ビアンカとフローラという、登場するふたりのヒロインのどちらかを結婚相手として選択するシステムを導入。そのため当時は家で、学校で、職場で”ビアンカ派”と”フローラ派”による「論争」が巻き起こった(リメイク版ではさらに花嫁候補が追加された)。 つまり今回の映画はファンひとりひとりの「僕の(私の)DQ像」をすくい上げなくてはいけない。最高難度
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