Mozillaは、「Firefox」のJavaScriptエンジンとグラフィックスエンジンの刷新に取り組み始めた。新しいJavaScriptエンジンには、「IonMonkey」と呼ばれるコンパイラが含まれ、ウェブベースのプログラムをより速く動かすとともに、ガベージコレクションと呼ばれるメモリ消去プロセスによる処理中断を少なくすることを目的としている。また、「Azure」と呼ばれるグラフィックスエンジンは、Windowsのグラフィックインターフェースとの親和性を高めると同時に、Mac OS XやLinuxでも動作することを目的としている。 Azureは、パフォーマンスを向上するためのものであると同時に、プロセスを異なるメモリ区画に分離する「Electrolysis」と呼ばれる長期プロジェクトの基礎を築くものでもある。区画に分割することで、セキュリティやパフォーマンスの向上が期待できるが、その
![モジラ、「Firefox」を大幅改修へ--グラフィックスとJavaScriptを高速化](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)