その名の通り空を飛ぶよりも道を走るのが得意な鳥、ロードランナー(和名:オオミチバシリ)は、自分のことを助けてくれた女性のために、毎日走ってやってくる。 ヒナの時、巣から落ちていた所を女性に救助され、野生に返したのだが、それからというもの、ビニール袋だったり、昆虫だったり、枝だったり、何か贈り物をもって女性の元へと届けるのが日課となったのだ。 その仕草はとてもかわいくて、女性に贈り物を渡すとき、尻尾を左右にブンブン振って、まるで犬のように、うれしい感情を爆発させるのだ。 巣から落ちたロードランナーのヒナが女性に保護される アメリカ、テキサス州で野生動物の保護とリハビリ活動を行っているヘザーさんは、巣から落ちて弱っていた一羽の幼いロードランナーを発見した。 彼女は様々な動物たちを救ってきたが、ロードランナーは初めてだったという。必死の看病によって命を救い、その後、十分に回復した鳥は無事に野生へ
