2008年5月14日のブックマーク (3件)

  • 『靖国 YASUKUNI』 - Apes! Not Monkeys!

    この映画を単純な「反日映画」として観るためには相当な認知の歪み(あるいは映画そのものに決して正面から向き合うまい、という堅い意思)が必要だな、というのが第一印象。靖国翼賛映画でなければそれは反日映画だというのであれば、そう考える人間の「日」概念が歪んでいるというだけのはなし。パンフレットに収録された対談によれば、東京は李監督にとってすでに「一番長く住んでいる場所」になってしまっているとのことだが、別館の方でも以前に書いたように、皿洗いなどから始めて長年日で生活し映画をつくってきた人間が日への憎悪のみで貫かれた映画を撮るなどといったことは、もともと蓋然性としてまずありそうにないことであるわけだ。別の言い方をすると、「何の先入見もなくこの映画を見た人間が、首相の靖国参拝に反対したくなるよう誘導される」映画にはとても見えなかった、ということ。公開前にあのような形で話題になってしまったため、

    Apeman
    Apeman 2008/05/14
    ↓「政治的・思想的な意図」がないのが「誠実」さなのではなく、「政治的・思想的な意図」がないかのように装ったりしないことことそが「誠実」さだ、と常々主張してるんですが
  • 軍事化プロセスと「覇権的男らしさ」 - heuristic ways

    5月11日放送のNHK海外ネットワーク』では、メドベージェフ新大統領とプーチン新首相の「2頭体制」が始まったロシアと、「建国60年」を迎えたイスラエルの現状および変化を、主に軍事面から取り上げていて興味深かった。番組HPから引用すると、大体の内容は以下の通り。メドベージェフ大統領就任 2頭体制で軍改革へ ロシアの第3代大統領にメドベージェフ氏が就任。首相にはプーチン前大統領が就き、異例の「2頭体制」が発足する。赤の広場では18年ぶりの大規模軍事パレードが行われ、強い大国・ロシアの復活をアピールする。経済面では発展を続けるロシアにとって、冷戦後弱体化した軍の改革は最重要課題。若者の徴兵逃れの対策にも取り組む。イスラエル建国60年 揺らぐ国民皆兵 建国から60年を迎えるイスラエル。第1次中東戦争をはじめ、厳しい戦争を勝ち抜くことで国を存続させてきたが、軍に対する国民の意識には確実に変化が。パ

    Apeman
    Apeman 2008/05/14
  • ラジオのトークショー政治評論家が大統領選挙を揺さぶる――保守派リムボウ氏の「混乱作戦」:イザ!

    アメリカ大統領選の民主党側予備選ではなおバラク・オバマ候補とヒラリー・クリントン候補の死闘が続きます。今日5月13日はウェストバージニア州での予備選です。 白人の労働者層が圧倒的に多いこの州ではクリントン候補の勝利が確実視されています。しかしそれでもなお、全体としてのオバマ候補の優位は揺るがず、このままだと特別代議員を争う戦いももうオバマ勝利の確定となりそうです。 さてこの大統領選挙のプロセスで意外と大きな役割を果たしているのは、ラジオのトークショーです。アメリカの大手マスコミは全体が民主党、リベラルに傾斜するなかで、ラジオのトークショーは圧倒的に保守支持です。トークショーというのは、その番組を主宰するホストがいて、そのホスト政治的なコメントを自由に述べて、一般聴取者が電話で参加するという構成です。 このトークショーの全米第一の人気者はラッシュ・リムボウ氏です。この人は政治評論家と

    Apeman
    Apeman 2008/05/14
    こもりんとRush Limbaugh、お似合いですな