2009年7月12日のブックマーク (2件)

  • asahi.com(朝日新聞社):機密文書、溶かして固めてトイレットペーパーに 外務省 - 政治

    外務省が廃棄した機密文書などから作られたトイレットペーパー  60年の日米安保条約改定にともなう「核密約」関連文書の破棄を幹部が指示していた――。国民への説明責任をないがしろにする姿勢が朝日新聞の取材で明らかになった外務省。その廃棄文書の量は省庁の中で突出している。しかも、01年の情報公開法の施行前に急増し、その後は減るという「駆け込み」だ。情報公開を求める団体は「法の施行を前に、入念に準備して捨てた疑い」を指摘する。  中央省庁が機密文書を処理する主な方法は、(1)書類ごとにシュレッダーにかける(2)書類を詰めた段ボールごと大型機械で破砕する(3)書類を水に溶かして固まりにする――の三つだ。  例えば法務省は、まず、地下にある大型シュレッダーで書類を刻む。それを回収業者が工場に運んで水に溶かしている。(1)と(3)の合わせ技だ。他に、(1)を徹底して粉状になるまでシュレッダーにかけている

    Apeman
    Apeman 2009/07/12
    アメリカの公文書館にいかなきゃ日本の現代史が書けない時代はまだまだ続くわけだ
  • ララビアータ:ギャラクシー賞受賞作品 ホメロスの裁き - livedoor Blog(ブログ)

    イリアスの有名な場面――トロイの英雄ヘクトールがアキレウスに打ち取られ、戦車に引きずられるという辱めを受けた時、トロイ勢は城壁の上からそれを嘆きつつ見守るほかなかった。しかし、いまわしい戦いの日が暮れて、夜の帳が下りた時、アキレウスの野営の天幕にヘクトールの老父プリアモスが訪ねてくる。プリアモスはせめて倅の遺体を引き取らせてくれと、涙ながらに懇願するのである。親友パトロクロスを失って悲しみに逆上して、復讐心に目がくらんでいたアキレウスの心境に、ようやく変化がきざす。 パトロクロスを失ったアキレウスの哀しみと、ヘクトールを失ったプリアモスの哀しみには、何の共約可能性もないはずだ。どうしてそれを比較できよう?どうして償いを為し得よう?如何して互いが共感できよう? そこにいかなる透過性を想定することも、暴力的でしかあり得ない。しかし、彼らの間には、いかなる償いも有り得ないという認識、いかなる代価

    Apeman
    Apeman 2009/07/12