4ヶ月ちかくブログの更新をしていなかったので、今日も少し前のことになるが書いてみる。 9月のことになるが、ぼくは葉山にある神奈川県立近代美術館へ『浜田知明の世界展 - 版画と彫刻による哀しみとユーモア』を見に行った。 入り口の写真 浜田知明は初年兵として中国の山西省へ従軍し、そのときの戦争体験を銅版画にした<初年兵哀歌シリーズ>(1950〜54年)で知られるアーティストで、今年、92歳になるが、いまも現役で活躍!している。 最も有名なものは1954年製作の、三八式歩兵銃の引鉄に足の親指をかけている、どこか水木しげる風タッチな「初年兵哀歌 歩哨」という作品であろうか。 ヒロ画廊/浜田知明/作品 http://www.hirogallery.com/hamada-works-et-jp.html 初年兵哀歌 歩哨 - 1954 軍隊の内務班で私的制裁が横行したことはよく知られるところであるが、
![浜田知明の山西省での従軍体験(1) - Transnational History](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f0bbadd0a9bae2f9367a62d12c7c1d0308799a79/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fd%2Fdj19%2F20101219%2F20101219135400.jpg)