首相、慰霊の日にオスプレイ配備要請へ Tweet 政治 2012年6月7日 09時45分(2時間50分前に更新) 野田佳彦首相は米軍が9月末までに普天間飛行場へ配備を予定する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに関し、沖縄全戦没者追悼式が営まれる今月23日に沖縄入りして仲井真弘多知事に直接理解を求める方向で調整に入った。首相周辺が6日、明らかにした。一方、県内では仲井真知事の反対に加え、17日には宜野湾市が配備反対の市民大会、那覇市が6月中に配備反対の要請を予定している。沖縄にとって特別な慰霊の日に、さらなる基地負担となるオスプレイ配備を話題とすること自体が県民の反発を招くのは必至だ。 仲井真氏は開発段階で事故が相次いだオスプレイ配備に一貫して反対しており、直ちに理解を得るのは困難とみられる。首相としては直接要請することで政権としての誠意を示し、地元側の態度軟化や、難航する普天間移設問題の進