【雇用崩壊~非正規の師走】(4)就職浪人してまで接待 「正社員になりたい」…客足遠のくネオン街 (1/3ページ) 2008.12.18 21:10 東京・六本木。9月に経営破綻(はたん)したリーマンブラザーズ証券など外資系金融機関やIT企業が立地する。オフィス街に隣接するネオン街も金融危機前までの活気はみられない。 カウンター越しに、客と店のスタッフが会話を楽しむガールズバー「GS BAR」のバーテンダー、荻野洋子さん(19)=仮名=は、飲食店への女性スタッフ紹介企業「コムテックジャパン」(東京都港区)に登録し、今月から店に立ち始めた。 同社は“夜のハローワーク”と“業界初の厚生労働省の許可取得(有料職業紹介)”をキャッチフレーズにした企業だ。 現在、都内の短大2年生。だが、意図的に留年し、来春以降も接客業を続けることが決まっている。 荻野さんは今年1年間、希望するアパレル関係の企業に絞